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【OLYMPUS】雨も滴るオリンパス ~梅雨こそ持ち出したいPROレンズ~

【OLYMPUS】雨も滴るオリンパス ~梅雨こそ持ち出したいPROレンズ~

とうとう関東でも梅雨入りとなって数日経ちました。天候の不安定な日が続きますが、持ち主と違って雨が降ろうが物ともしないレンズがあります。皆さんご存じOLYMPUSのPROレンズです。高画質の画を楽しめる防滴対応のPROレンズは現在15本が展開されていますが、その中でも今回持ち出したのは特殊レンズを贅沢に採用した大口径標準レンズとなる OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO。ボディは最近相棒となった OM SYSTEM OM-1です。レンズは35mm判換算50mm相当の明るいレンズなので薄暗くなりがちな梅雨時も扱いやすいです。また11箇所の密封シーリングが施されているため多少の雨では問題となりません。

この日は傘も持っていきましたが何といっても防滴性能は折り紙付きです。撮影場所に到着して早々に傘をしまいこんで撮影に臨んだ結果、しとしと降るような穏やかな雨によってカメラもレンズもご覧のとおり濡れましたが平然としたものです。ボディのグリップの良さもありますが開放F1.2の大口径レンズながら重さは約410g、全長87mmと取り回しやすいレンズのためこの日の撮影は想像以上に快適でした。

この時期必ず撮影したくなる紫陽花ですが近所の自然公園では青やピンクと色も種類も異なる紫陽花が道沿いに咲き乱れます。ここへは自宅近くに植えられている紫陽花が咲きだすのを合図にして毎年訪れています。咲き初めの淡いピンクの紫陽花を前ボケとしてあえて葉に焦点をあててみました。
このレンズはフォーカスリングを手前に引くことでマニュアルフォーカスに切り替わる「マニュアルフォーカスクラッチ機構」が搭載されているため、オートフォーカスでピントを合わせた後にすぐマニュアルフォーカスに切り替えてピントを微調整することが出来ます。現在PROレンズではこの機構を搭載したレンズが10本展開されています。

季節を通して様々な植物を見ることができる公園ですが、嬉しいことにこじんまりとしたバラ園もあります。どちらかというとピークを過ぎて傷んだバラも多い中、綺麗に咲いたピンク色のバラを最短距離である30cmから撮影してみました。レンズ先端からは19.5cm程と寄れるのでテーブルフォトでも活躍してくれそうです。

紫陽花の道を通り、薔薇園に寄り道してから辿り着いた湿地エリアでは睡蓮や花菖蒲が咲いていました。どちらも蕾が多くこれから暫く楽しめそうで、早朝ながら筆者と同じくカメラを持つ人の姿も少数見かけました。

撮影開始は早朝でしたが次第に雨が弱まり、雲の隙間から太陽が見え隠れし始めました。雨に濡れ顔を出した日の光に照らされたつる草や運よく雨を逃れたてんとう虫を撮影して撮影を切り上げることにしました。濡らした機材は持参したタオルで水気を拭き取り、帰宅してから丁寧にメンテナンスすることにします。

ここまで撮影を楽しんで感じたのは防滴であることの安心感と快適さです。なんと言っても濡れることに躊躇がいらないため撮影に集中できます。雨の日だからこそ撮りたい被写体、光景を積極的に撮りに行けます。PROレンズは現在15本展開されているため目的に沿ったレンズを選んで梅雨こそ持ち出してほしいと思います。

▼▼使用した機材はコチラ▼▼


▼▼関連機材はコチラ▼▼

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:22年06月11日 17時00分 ]

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