年の瀬も押し迫る頃になると、神社仏閣が初詣の準備に入る時期になります。
そんなある日に東京都葛飾区の柴又へ。

小さな門前町を一躍有名にしたキャラクターの銅像が立つ柴又駅前は、どこか懐かしい情景を感じられます。

そして、柴又駅から柴又帝釈天へ。
400年近くの歴史をもつ寺院として厄除け・病気平癒のご利益があるとされています。

おみやげ屋さんなどが立ち並ぶ一本道の参道はまさに昭和の香りがする道筋で、
それを再現してみようとアートフィルターのジェントルセピアにて撮影してみました。
名物の草だんごや手焼きせんべい、漬物などのおみやげ屋や昔ながらのおもちゃ屋など、いつか訪れたようなこれらのお店をまわるだけでも時間が過ぎて行きます。

柴又帝釈天の帝釈堂では初詣の準備でしょうか、さい銭箱が手前面に出されて覆いがされている状態です。
こういう風景をみると、やはり年末感が増してきます。
大晦日には除夜の鐘を鳴らすのでしょうか、鐘つき堂も今は静かにたたずんでいます。

筆者は、おそらく今年の本格的な撮影はこれで撮り納めとなります。
来年、新たな被写体、新たな機材と出会えることを願って、今年一年お世話になった愛機達の大掃除に入りたいと思います。