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【OM SYSTEM】この季節に咲く花(85)10年ほどで一度、花が咲く植物

【OM SYSTEM】この季節に咲く花(85)10年ほどで一度、花が咲く植物

本当に、暑い夏となりました。

フィールドでの撮影が多い方、私もそうですが 、暑さ対策 、熱中症対策をして気を付けてやりましょう。

今回の撮影はOM SYSTEM OM-1 Mark II +OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO を使っております。

OM SYSTEMのミラーレスカメラを本格的に使うのは初めてなので、楽しみです。

※記事中盤より昆虫の写真の掲載がございますため、苦手な方はご注意ください。

今ニュースなどで取り上げている100年に一度、花が咲く「リュウゼツラン」と言う話題の植物がありますが、

この植物は偶然、撮影に行った公園で会いました。

「蘇鉄・ソテツ」と言います。

10年~15年に一度、花が咲く植物であります。

葉っぱです。

先はとがって、中軸に葉脈があります。

幹です。

40–100枚以上の葉が、茎頂にらせん状に密生しています。

花です。

雌雄異株であり、雄花、雌花があります。

これは、雌花です。

10年~15年に一度、花が咲きます。

見ると幸福になると言われてますが、本当でしょうか。

私が見たのは、雌花ばっかりで雄花は見られませんでしたが雄花は、松ぼっくりみたいな形です。

幹や種子にデンプンを多く貯めるため、南西諸島では古くから食用に利用されていました。

但し、サイカシンやBMAA(β-Nメチルアミノ-L-アラニン)などの毒を含むため、食用とする際には毒抜きが必要となります。

この毒を抜いたデンプンは奄美大島、沖縄では古くから救荒食としてソテツが植栽されてきました。

名前の由来は、衰弱して枯れそうになったとき、鉄くずを与えたり、鉄くぎをさすと元気をとり戻すといわれることから,蘇鉄の名が付きました。

ソテツを含めてソテツ類は、中生代から形態的にあまり変わっていません。

寿命は500年位で、「生きている化石」と呼ばれてます。

この撮影はOM SYSTEM OM-1 Mark IIのAI被写体認識AF機能を使って撮りました。

公園で逢った生物の紹介です。

干潟もあるので、色んな生物に逢いました。

チュウサギです。

同種サギが多いので、見分け方です。

くちばしが黄色く、先が黒く。

足指が黒いのが特徴です。

カワウと競争でしょうか。

レンズを振り回すのは必要ですが、トラッキング性能は、野鳥を撮りに重宝しそうです。

これは、コサギです。

足指が黄色いのが特徴です。

アシハラガニ、名前通りに葦原の沼にいました。

ヤマトオサガニ、干潟にあちこちいました。

ツマグロヒョウモン、関東で増えてますね。

日本ミツバチの巣もありました。

暑いので巣の気温を下げる為、出てきて羽を震わせてました。

西洋ミツバチは黄色ですが、日本ミツバチは黒いです。その中でもっと黒いのが雌です。

イボバッタ、擬態も草の中だと分かりませんが、土の上だとこの通りです。

アオカナブン、シラホシハナムグリ、俗に言う「樹液酒場」に群がっております。

樹液の出るところが少ないので奪い合って、頭をぶつけあっています。

今回、このカメラとレンズの組み合わせで挑戦したかった野鳥以外の飛びもの「ギンヤンマ」。

毎年撮っております。

昆虫のAI被写体認識AFはありませんが、フォーカスは追い付いています。

飛ぶ速さは、時速70キロと言われてます。

撮影レンズのOM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROは、近距離、遠距離を1.25倍テレコンバーターが内蔵してるので、

トンボのような変化のある飛び方に対応できるので大変便利なレンズでした。

ボディが堅牢でレンズの汎用性が野鳥や昆虫、甲殻類、植物撮影に向いていると思いました。

OM SYSTEMは、ネイチャーと言えばOLYMPUSの血を忘れない、カメラ、レンズだと改めて感じました。

また機会があったら、もっと悪い条件でも撮って、試したいとも思いました。

【参考文献】

日本の有毒植物 (フィールドベスト図鑑 Vol. 16) 佐竹元吉 (著)出版社 ‏ : ‎ 学研プラス

日本産 淡水性・汽水性エビ・カニ図鑑 豊田 幸詞 (著), 駒井 智幸 (監修), 関 慎太郎 (写真)出版社 ‏ : ‎ 緑書房

くらべてわかる トンボ (くらべてわかる図鑑) 尾園 暁 (著)出版社 ‏ : ‎ 山と渓谷社

薬草・毒草を見分ける図鑑: 役立つ薬草と危険な毒草、アレルギー植物・100種類の見分けのコツ磯田 進 (監修)出版社 ‏ : ‎ 誠文堂新光社

公園で探せる昆虫図鑑―身近な昆虫を季節と場所から調べられる(ネイチャーフィールド・ガイドブック)石井 誠 (著)出版社 ‏ : ‎ 誠文堂新光社

フィールドガイド 日本のチョウ 日本チョウ類保全協会 株式会社誠文堂新光社

樹に咲く花―合弁花・単子葉・裸子植物 山と溪谷社 (山渓ハンディ図鑑)茂木 透 (著), 勝山 輝男 (著), 太田 和夫 (著), 崎尾 均 (著), 高橋 秀男 (著), 石井 英美 (著), 城川 四郎 (著), & 1 その他

樹皮ハンディ図鑑  梅本浩史 出版社 : 永岡書店

改訂版散歩で見かける街路樹公園樹 庭木図鑑 葛西愛(著)三省堂

新 日本の昆虫1900(2)トンボ・コウチュウ・ハチ (ポケット図鑑)槐 真史 (著, 編集), 伊丹市昆虫館 (監修)出版社 ‏ : ‎ 文一総合出版

新 日本の昆虫1900(1)チョウ・バッタ・セミ (ポケット図鑑) 槐 真史 (著, 編集), 伊丹市昆虫館 (監修)出版社 ‏ : ‎ 文一総合出版

ハチハンドブック 増補改訂版藤丸 篤夫 (著)出版社 ‏ : ‎ 文一総合出版; 増補改訂版

見わけがすぐつく 野鳥図鑑小宮 輝之 (著)出版社 ‏ : ‎ 成美堂出版

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年08月18日 19時01分 ]

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