暖かな春の陽気といわれる4月上旬ですが、東京ではここ数日青空がのぞく日が少なく、冷たい雨が降ることもしばしば。
3月辺りから、休日に青空を撮る機会に恵まれませんでした。

そして先日、久々の晴天に勇んで新たな愛機『OM SYSTEM OM-1』に『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO』を装着して、今回は東京の多摩地域西部にある福生市へ。

先日の雨でも散り残った桜も多く、青い空に映えます。せっかくなのでピクチャーモード「Vivid」で青とピンクのコントラストを強調してみました。
ここ福生市は米軍基地がある場所ですが、そこに面する国道16号線は「福生ベースサイドストリート」と称され、アメリカンテイストのお店が並び、異国情緒を醸し出しています。飲食店や雑貨品を扱う店など、店構えを眺めているだけで楽しくなってきます。
道路沿いの街路樹もヤシの木で、青い空と相まって西海岸を彷彿させてくれます。

お店のディスプレイや道々のベンチも、まさにTHE USAという感じでヴィンテージ感やカラフルな配色が目立ちます。原色が目立つこういった風景の撮影では、彩度の調整などを変えて同じ個所で何十枚も撮ってしまいます。

デジタルカメラはそれぞれのメーカーで独自の色合いを表現します。見たままの色合いを表現したり、色合いが鮮やかだったりといったイメージをもつメーカーなど様々ですが、オリンパスでは「オリンパスブルー」などと表現され、青色の出方に定評があったりします。筆者も長年オリンパス製品を愛用していますが、空などの青の出方は好みに合っています。デジタルカメラにはたくさんの効果機能があり様々な色合いを表現できますが、ベースとなる色味は好みの分かれるところでしょうか。