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【PENTAX】WG-1000で海を散策

【PENTAX】WG-1000で海を散策

昨年訪れた海水浴場でほんの少しですが、初めてシュノーケリングというものをやってみました。海の中の様子や魚が泳ぐ姿を見るのが思いのほか楽しくて、夢中になりました。そして、次は岩場のあるところでもっと多くの魚を見てみたい、と思うようになりました。

それから1年が経ち、ついにその日がやってきました。今回は海の様子を撮影してみたいと常々思っていたところ、ちょうどPENTAXから高い防水性能を持ったコンパクトデジタルカメラWG-1000の発表、発売がありました。近頃、アウトドアアクティヴィティを楽しんだり、また水中撮影の初心者である私にはぴったりのカメラだと思い購入しました。

今回は、水の中に入って撮影したことで気づいたことなども交えながら、このカメラの楽しさ、良さをお伝えしたいと思います。このWG-1000に興味を持つ方、あるいは海の中を撮影してみたい、とお考えの方に少しでも参考になれば嬉しいです。

今回訪れた場所は南伊豆にあるヒリゾ浜というところ。中木港から船に乗って5分程のところにある島です。家族連れで遊べるような浅瀬からシュノーケリング上級者に人気の深場のところもある海岸です。この日は良い天気に恵まれました。天候状況、あるいは天気が良くても風の状態によって船が欠航することもあるらしいので無事に島に渡れてよかったです。

船に乗る前に着替えは済ませていたので到着後、早速簡易テントを張って泳ぐ準備をします。水中マスクとシュノーケルをつけて水辺に向かいます。

水に入った瞬間、かなり浅いところから小さな魚が元気に活動しているのがわかります。そしてもう少し深くなって自身が泳ぎだすとさらに多くの種類の魚が優雅に泳ぐ姿が見えます。これまでの人生で、これほどきれいな海をみたことのない私の目の前に、次々といろんな魚が現れる光景は強烈です。知らない世界に足を踏み入れたことを実感する瞬間でした。
それではWG-1000で撮影した海の中の様子を短い動画にまとめてみましたのでご覧ください。

水の中での動画撮影は魚の動きに合わせてカメラを動かしたり、潮の流れに身を任せて海中の様子を撮っていくやり方で比較的安定した映像が撮れたように思います。反対に身体の動きを止めて撮影するのは難しかったです。どうしてもそうしたい場面では、近くにある巨大な岩を背もたれにしたり、右腕で岩にしがみついたりしながら撮影しました。記録しておきたい瞬間がたくさん訪れてくるのです。海中デビューのWG-1000大活躍です。

動画の撮影で苦労したのは録画中、液晶モニター上に出る録画中の状態を示す赤丸マークがほとんど見えなかったことです。水中マスクをつけていたせいだと思います。さらに手には手袋(岩場のため)、そしてカメラには商品に同梱されているシリコンカバーをつけていました。シリコンカバーの上から手袋をした手で録画ボタンを押すので、もしかしたらちゃんと押せていなかったこともあったかもしれません。それに気づいてからは都度、水中では再生ボタンを押して録れているか確認したり、浅瀬では立ち上がって録画ボタンを押していることを確認してからまた泳ぎだすようにしました。今回、知ることができて良かったです。

静止画はオートモードで撮りました。少し深いところになると結構潮の流れが強くて自分も流されながらシャッターをきる場面が多かったです。魚の動きとシャッターをきるタイミングが合わないと枠からはずれたり、あるいはブレたりします。でもありがたいことにシャッターチャンスがたくさんあったのでたくさん撮っているうちに少しずつ感じがつかめてきました。

WG-1000はRAW形式で記録できません。いつの頃からかRAWでしか撮らなくなってしまった私にとって、JPEG形式で撮るのは何だか初心に帰った気分です。ですからこれらの写真の記録画質はJPEGです。すべて撮ったままのものです。何も手を加えていなくても豊かな色彩が自分好みでとても気に入っています。

バッテリーの持ち時間は、メーカーHPによると水深15mで連続1時間の水中撮影が可能とあります。私の場合、家族と遊びながら撮影したり、またひとりのときは、潜ることはあっても基本的には水面付近を中心に泳いでいました。正確に時間を計っていたわけではないですが、体感で2時間くらいでしょうか。

実は今回、予備バッテリーを用意しませんでした。そのためほぼなくなったところで休憩に入り、テントでお昼ご飯を食べている間に持参したモバイルバッテリーで充電しました。他の多くのカメラ同様、WG-1000もUSB-Cの充電に対応しています。その後、帰り支度を始めるまでの間、さらに撮影を続けました。

今回、レンズ交換式のカメラも持って行ったので、WG-1000は水中でバッテリーを使い果たしても地上での撮影に困ることはありませんでした。でも我ながら今回のWG-1000の画像、映像を見て予備バッテリーを用意してカメラ1個で旅行してもよかったなぁ、と思いました。とても良いカメラだと思います。

水の中での撮影は、思いもしないハプニングに見舞われることもあります。
ここにくる前日、下田の海水浴場で遊んでいるとき、WG-1000につけていたカラビナストラップ(同梱品)を握っていた手の甲に強い波が当たって、その勢いでカメラを手放してしまいました。必死に探して5分後くらいに見つかりました。でもその時間はとてつもなく長く感じた時間でした。カラビナではなくハンドストラップ(こちらも同梱品)をつけて手首に通しておくべきでした。それにしてもカメラが見つかったのは、運が良かったとしか言いようがありません。もし見つからなければそれまでのデータは全て失い、この美しい海の様子を撮影する機会も失うところでした。背筋が凍ります。

とりあえず万全を期して、今回の旅行のために用意したスマートフォン用の防水ケースについているネックストラップをカメラにつけてその後の海の撮影に臨みました。

驚くほどきれいな海で過ごした時間は夢のようでした。そしていつもと違う世界での撮影は理屈抜きに楽しいものでした。

初めての海水の中での撮影で、PENTAX WG-1000は見事に活躍してくれました。動画、静止画両方において良い瞬間をいくつもとらえてくれていました。WG-1000はスペックを抑え気味のカメラである分シンプルで使いやすく、外観も恰好良いので気に入っています。

翌日、伊豆半島沿いを走る帰りの電車の窓から広がる海の景色がきれいでした。

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[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年08月17日 17時17分 ]

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