【Photo Movie】Canon PowerShot G12
【進化のモダンデザイン Canon PowerShot G12】
本格的なマニュアル撮影機能や拡張性を備えたキヤノンのPowerShot Gシリーズの記念すべき10代目となるG12は、1/1.7型1000万画素CCDセンサーに、35mm換算28mmから140mmの光学5倍ズーム、2.8型バリアングル液晶モニター、光学ファインダーが内蔵されているフラッグシップコンパクトカメラとして2010年に登場したモデルです。
四角いボディに丸型レンズというデザインに、バリアングル液晶モニターが復活したG12は、初代G1の時のコンセプトが生かされ続けてきた証だと言えます。また2006年に登場したG7からの精悍なブラックボディは、Gシリーズが、まぎれもないフラグシップ・コンパクトデジタルカメラであることを語っています。
【光学ズームファインダー】
コンパクトデジタルカメラはおろか、一眼カメラでさえファインダーを省略する傾向がある中、PowerShot G12は「実像式光学ズームファインダー」を搭載しています。動いているものを追いかけながらシャッターを切る場合、背景が流れる事によりスピード感を演出する「流し撮り」を手持ちで撮影するには、被写体を追える「ファインダー」は必要です。
視野率は100%のファインダーで見える範囲が写るので、より自分のイメージした写真を撮ることができます。
【電子ダイヤルとコントローラーホイール】
カメラ前面左に一眼レフでお馴染みの「電子ダイヤル」とカメラ背面・液晶画面右側にある「コントローラーホイール」により、撮影者の意図に合わせた細かい設定ができるようになっています。
「電子ダイヤル」は撮影モードに合わせて「シャッター速度」「絞り値」などの設定を変えることができます。「コントローラーホイール」は指先で回したり、押したりするだけで「ストロボ」「オートフォーカス」「マクロ」「セルフタイマー」などの設定を変えることができます。
操作は、一眼レフカメラの「EOS」と変わらない使いやすさなので、一眼レフカメラをメインで使っておられる方にとって「サブカメラ」としての役目を充分果たせるカメラです。
【新Gシリーズ】
2020年現在のGシリーズは主にG1 X Mark III、G5 X Mark II、G7 X Mark II、G7 X Mark III、G9 X Mark IIの5モデルを中心に展開、それぞれに特色あるモデルをラインナップ。やや大柄でも高画質を追求したモデルから高画質と小型軽量を両立させたモデルまで、自分の撮影スタイルに合った機種が選択できます。
一眼レフカメラEOSのテクノロジーを小さなボディに凝縮、コンパクトカメラの限界を超越するポテンシャルで、今までのコンパクトカメラより一歩踏み出してきれいな写真を撮りたいという方に広くおすすめできるモデル、Gシリーズの進化はこれからも続くことでしょう。
【Canon PowerShot G12 Movie】
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カメラや写真の世界において歴史が始まって以来の大きな変化を遂げた時代となりました。今後も「PhotoMovie」では過去から未来へ時代とともに変化するカメラから懐かしいカメラまでご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。次回の「PhotoMovie」はどんなカメラが登場するのか、皆様の期待に応えられるよう尽力いたします。是非、お楽しみに!