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【Photo Movie】RICOH GR II

【伝説のRICOH GR II】

2005年に登場した初代GR DIGITALからおよそ10年、6世代目となるRICOH GR IIは2015年に登場しました。AWBが進化したことで派手でも地味でもなく、本当に目で見たままに近い写りであるため、撮れる写真に説得力があります。
搭載機能を使うか使わないかはユーザーの自由であり必要な機能だけをピックアップし、自分の撮影スタイルに合わせてよく使うものを呼び出しやすいキーに設定しておくことで、自分流にする。GR IIは機能的にも贅沢なコンパクト機に成長したことが分かります。

【贅沢な撮影機能①】高速AF&高画質&クロップ機能

レンズ駆動方式やAFアルゴリズムの最適化が進み、センサーからのピント情報が高速化されたことで高速AFが可能。起動時間も約1秒と、電源を切った状態からでも素早く撮影できます。連写も最高約4コマ/秒でシャッターチャンスに強くなりました。
28mm F2.8のGRレンズは、2枚の高精度非球面レンズと高屈折率低分散ガラスが採用され、ディストーションや色収差を効果的に抑制し、絞り開放からシャープでハイコントラストな描写が得られます。またクロップ撮影機能も強化され、従来の35mm相当に加えて47mm相当も選べます。新たなクロップ撮影機能が追加されたことで、標準画角での撮影も楽しめます。

【贅沢な撮影機能②】高感度性能&WB精度&オリジナルの表現力

高感度時の画像処理が再設計され、高感度でも解像感と階調再現性が保たれ、高感度ISO25600を実現しています。撮影時の感度によってノイズリダクションの効かせ方を調節することが可能です。オートホワイトバランスのアルゴリズムも一新され、人工光源下の精度が向上しました。
定評あるエフェクトモードに「明瞭コントロール」「光沢コントロール」「鮮やか」「人物」「雅」「HDR調」が加わり、側面のエフェクトボタンでダイレクトに呼び出すことができます。オリジナルの表現力が広がる多彩なエフェクトモードで写真の楽しみ方が増します。

【Wi-Fi & NFCとボディスタイル】

シリーズ初のWi-Fi / NFC機能を搭載で、スマートフォンとのペアリングが素早く行えます。カメラ本体とほぼ同じ設定・撮影がスマートフォンからできる「GR Remote」と、撮影画像の閲覧・転送・アップロードができる「Image Sync」の2つのアプリを使用したリモート操作が可能です。
ワイヤレス機能の搭載にともない、ボディサイズが若干大きくなりました。軍艦部中央が細長く盛り上がり、サイズアップが目立たないデザインで、搭載機能が増えているにも関わらず、ボディサイズはさほど変わらなく、おなじみのボディスタイルです。

【無限のRICOH GR】

GRを使う最大の理由は、コンデジの表現限界を超えた上質な画質とポケットに入るコンパクトサイズのカメラなのに高性能ということにつきると思います。もうGRに撮れないシーンはないと言っても過言ではありません。初代GR DIGITALから変わらない操作性のおかげで、撮影することだけに集中できます。変わるべきモノと変わらざるモノ、道具としてのカメラとは、常に身近で使うカメラとしてバランスが良くて長く使えるGRの可能性は無限大です。

【RICOH GR II Movie】

ただいま、マップカメラが運営する「カメラ」をカッコよく、魅力的に紹介するインスタグラム「自機自賛」でもご覧いただけます。是非こちらも【jikijisan_mapcamera】チェックしてみてください。

カメラや写真の世界において歴史が始まって以来の大きな変化を遂げた時代となりました。今後も「PhotoMovie」では過去から未来へ時代とともに変化するカメラから懐かしいカメラまでご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。次回の「PhotoMovie」はどんなカメラが登場するのか、皆様の期待に応えられるよう尽力いたします。是非、お楽しみに!

 



 



[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:20年10月15日 15時30分 ]

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