【RICOH】最高のスナップシューター「GR III」を散歩のお供に
スナップショットに特化した特徴をもつコンパクトカメラ「GR1」の登場から20年以上が経ちました。
マグネシウム合金を使用し、プロカメラマンの使用にも耐えられる丈夫なボディと、
描写力が高いレンズで多くのファンが生まれ、
ハイエンドクラスのコンパクトカメラシリーズとして今もなお登場し続けています。
GRシリーズに一貫しているのは「高画質」「速写性」「携帯性」を基本のコンセプトとしている点です。
今回撮影に使用した「GR III」はこの基本コンセプトを一新した性能を具えており、
充実したスナップ撮影を楽しめました。
GR IIIの特徴は何といっても「小型」なところです。
GR IIIはGR IIよりも横幅が約1cm程度短くなっており、その代わりに内蔵フラッシュが無くなっています。
また、GR IIIの最高ISO感度は102400と非常に高い性能を有しています。
フラッシュが無くなった本機ですが、暗い場所でも十分な撮影を楽しむことが出来ます。
GR IIIから搭載された手振れ補正の機構のおかげで、
撮影慣れしていない初心者でも安心して撮影に専念できます。
また、手振れ機構を搭載したことにより、GRとGR IIとはセンサー回りの構造が違くなったため、
レンズ交換ができないコンパクトデジタルカメラでありながら「ダストリムーバル」の機能が搭載されています。
入り込んだ多少のチリであれば、ダストリムーバルで落とすことが出来ます。
GR IIIの画角は35mm換算で28mmです。
GRシリーズに採用されることが多い焦点距離で、単焦点で好まれやすい35mmや50mmよりも広く場面を捉えます。
ズームを頻繁に使う方や、35mm以下のレンズに馴染のない方は慣れるまでやや手間取りやすいかと思いますが、
使い勝手の良さ故にシャッターを切るタイミングが増え、いつの間にか体に馴染みます。
有効画素数は約2424万画素。
有効画素数が約1620万画素のGR IIよりも大幅に強化されています。
起動が1秒以内(約0.8秒)と非常に早く、起動完了までの煩わしさがありません。
またコンパクトなサイズと裏腹に、操作ボタンがきれいに配置されているため、操作面での不便は感じませんでした。
タッチパネルも搭載しており、アウトドアモニター設定により明るい室外でも常に綺麗な液晶を確認できます。
操作にストレスを感じないカメラです。
バックや上着のポケットに気軽に入れられるサイズで、使い勝手の良い操作性と高い性能を備えており、
メインカメラとしてもサブカメラとしても持ち出せる優秀なカメラです。
何よりコンパクトさと凹凸の少ないデザインなので持ち運びしやすく、ちょっと出歩くときに気軽に持ち歩けるのは大きな利点です。
カメラ初心者から上級者までお勧めできるコンパクトデジタルカメラです。