StockShot

  • タグ一覧
  • 検索
【Rollei】今年の紅葉は、二眼レフカメラとともに

【Rollei】今年の紅葉は、二眼レフカメラとともに

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した紅葉写真

11月も早くも中盤に差し掛かりました。
全国各地から紅葉のニュースが流れてきます。
カメラ好きにとって、何ともソワソワしてしまうシーズンです。

夏暑く(本当に暑かった…)、ここにきて急に冷え込むようになったこの頃。寒暖差の大きい年は、紅葉の当たり年と聞きます。
旅行の計画を立て、毎日天気予報に一喜一憂している方も多いことでしょう。

今年の紅葉は、どんなカメラで撮ろうか?
毎年、悩むところです。

やっぱり、最新鋭の高画素機で高精細に残そうか。望遠から広角まで交換レンズも取り揃え、万全の態勢でいざっ!
…でも、機材がかさばって、かなりの重量に… 最近はどこの観光地も混んでて、あれこれレンズ交換をする余裕もないし…

もっと気軽に小型軽量な機材で小回りよくいこうか。
…それもいいけど、気が付くといつもと同じような写真になってるし…

そんなこんなであれこれ悩んで、旅行に行く前から疲れてしまう… これまた毎年のことだったりして…

今年の紅葉は、いつもと異なるアプローチで残してみては?
思い切って、ローライの二眼レフカメラなんていかがでしょう?! そう、フィルム中判カメラです!

ローライフレックス2.8Fとローライフレックス3.5Fの機材写真

左「ローライフレックス 2.8F」 / 右「ローライフレックス 3.5F」

「二眼レフカメラ = ローライ」というくらい、ローライ社は二眼レフカメラを代表するメーカーです。二眼レフカメラの歴史そのものと言っても過言ではありません。

なかでも代表的な機種は、75mm F3.5の撮影レンズを搭載した1959年発売の「ローライフレックス 3.5F」と80mm F2.8レンズ搭載1960年発売の「ローライフレックス 2.8F」。二眼レフカメラの完成型と言われています。
どちらの機種にも、撮影レンズにカールツァイス社の「プラナー」とシュナイダー社の「クセノタール」という銘レンズが用意されていました。

一度見たら忘れられない特徴的なフォルム。
ボディ前面、縦に並んだ二つのレンズのうち、上はフォーカシングレンズ、下が撮影レンズとなります。
独特の所作でフィルムを巻き上げチャージ、上部の大きなファインダースクリーンでピントを合わせ、シャッターを切ります。
「カショッ」と控え目なシャッター音。ミラーが動かないので、ほとんどショックはありません。

今となっては、フィルムカメラの中でも特にクラシックな印象の強い二眼レフカメラですが、私にとっては現役のカメラ。近所のお散歩は勿論、旅行にも連れていく大事な相棒です。
昨今フィルムの高騰で、昔ほどバシャバシャと撮影はできなくなりましたが、逆に1枚1枚じっくり丁寧にシャッターを切っています。

このカメラが特に活躍するのが、春の桜のシーズンと秋の紅葉シーズン。
ファインダーに映し出される情景がまるで映画のスクリーンを見ているようで、そのワンシーンをそっと自分だけのものにするようで、二眼レフカメラでの撮影はやめられません。

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した京都の紅葉写真

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した京都の紅葉写真紅葉といえば、京都。実は、15年以上昔の撮影です。
最近は外国人観光客の急増で大変な混雑と聞きますが、この頃はまだ日本人が圧倒的に多かったです。
とはいえ、二眼レフ機なんかで撮影しているのは私くらい。
「随分懐かしいので撮ってるね!」 最新鋭のデジタルカメラを提げた方からよく声を掛けられました。

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した京都の紅葉写真勿論、撮影時にこんな光線は見えませんでした。現像から上がってビックリ。
失敗写真かもしれませんが、自分の紅葉写真では外せない1枚になりました。

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した四国の紅葉写真デジタルカメラならその場で撮影した画像を見返して撮り直しもできますが、フィルムカメラはそうはいきません。
特に逆光の撮影はハラハラドキドキ… 現像から上がった時、真っ先に確認した1枚。
「よしよし…」 旅行から戻って1週間くらい経っていましたが、いい旅だったなぁと再認識したのを覚えています。

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した河口湖の紅葉写真

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した河口湖の紅葉写真二眼レフカメラは基本レンズ交換できない(できる機体もあります)ので、条件が合わず撮れない時も多々あります。まぁ、その時はその時。
でも、可能な限り寄ったり引いたりしてみると、意外と視野も広がります

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した東京の紅葉写真

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した東京の紅葉写真ウエストレベルのファインダーは、真上の撮影が得意。首を痛めず撮影できました。

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した東京の紅葉写真

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した京都の紅葉写真フォーマットが大きいぶん被写界深度が浅く、被写体を浮かび上がらせるもの得意。
高画素デジタル機の解像力には及ぶべくもありませんが、普通に鑑賞するぶんには十分かと。昨今の高画素機が凄すぎるんです…

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した河口湖の紅葉写真

なぜ、いまどき二眼レフカメラなんかで撮影を続けるのか?
それは、ローライで撮った写真は古くならないからです。
どういうことか。
どんなに最新鋭のデジタルカメラで撮影しても、10年後見返した時に「あれ、こんなもんだったっけ⁈」となってしまう可能性があります。
進化を続けるデジタルカメラにとって、10年という年月はとても長いものです。今すごいと思って観ている画も、10年後には「あれっ?」なんてことになってしまうかもしれません。
それに対し、進化を止めたフィルムカメラの画は、10年経っても変わりません。今回の作例も新旧取り交ぜてみましたが、画質上の差はありません。(撮影の腕も全然進化していませんが…)

屁理屈と言ってしまえばそうですが、何年後にも安心して鑑賞できる写真というのは今となっては貴重な存在なのではないでしょうか。
そんなわけで、私は今年もローライをバッグに詰め、紅葉の地へと向かいます。

何といっても、ローライ二眼レフカメラをぶら下げて紅葉の下を歩くのは気分のいいものです。
存在自体が絵になるカメラ。持ってる自分も絵になるような… なんて言うと、言い過ぎでしょうか。

でも、
ノスタルジックなフォルムのカメラをぶら下げ、色づく紅葉の下をのんびりそぞろ歩き。
時々立ち止まって、おもむろにファインダーを引き上げ、流れるような所作でそっとシャッターを切る。
余韻を楽しむように景色を眺め、再び静かに歩き出す…

いいじゃないですか…
ローライ二眼レフカメラ
紅葉の季節、自分に酔えるカメラです…

ローライフレックス3.5F(プラナー)で撮影した山口の紅葉写真

中判フィルムカメラに興味をお持ちなら
▼関連記事はこちら▼

【Rollei】中判フィルムがなくなったら、カメラはやめる… かもしれない

 

 


 

 

 

 


 

 


ヌケの良いクリアな発色、鮮やかな色味が欲しければ、迷わずコレ。


常用に適したカラーネガ。柔らかで自然な色味を味わえます。


[ Category:etc. | 掲載日時:25年11月15日 18時45分 ]

新規会員登録
マップカメラのおすすめイベント

中古クリスマスセール USED BLACK FRIDAY SALE

RECOMMEND

PAGE TOP