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【SIGMA】しぐまびより Part38

【SIGMA】しぐまびより Part38

今日ご紹介するMapTimesで使用した機材
『SIGMA DP Merrill』シリーズ

随分と間を空けてしまいましたが、しぐまびより。
今回は前回の宣言通り『SIGMA DP Merrill』シリーズの写真を掲載させていただきます。
改めて紹介する必要もないとは思いますが、Foveonセンサー第2世代となる『SIGMA DP Merrill』シリーズ。
一時期、私はこのカメラだけで撮影を楽しんでいました。

DP2,DP3を所持していて、DP1だけは所持していなかったのですが、今となれば持っておけばよかったと後悔しております。
ちなみにDP3が特にお気に入りで、一度落として壊してしまい修理に出したのですが
その修理期間も待ちきれず、もう一台買ってしまったほどのお気に入り。
売るつもりだったのに万が一に備え、結局二台とも家にあるのはここだけの秘密です。

Foveonセンサーの魅力はその解像にあるのですが、「解像力」という言葉を以って説明するのであれば、昨今の高画素機でも同じように解像してくれるカメラは沢山あります。
違いを一言で言えば「生々しい」抽象的、自己流に言ってしまえば「生きている」写りをします。

個人的な感想としては『SIGMA dp Quattro』シリーズの方が発色は豊かで、カラフルです。それに比べれば『SIGMA DP Merrill』は渋い色味。
ただ私はその渋い色味を「発色しすぎない色味」としてポジティブに捉えています。
だから『SIGMA dp Quattro』で撮りたい、と思うシーンと『SIGMA DP Merrill』で撮りたいと思うシーンは別々です。

『SIGMA DP Merrill』シリーズは光があるかないかの影響がとても大きく、そのあたりが評判でよく言われる難易度に影響していると思います。
カラーモードやホワイトバランスの設定など『SIGMA dp Quattro』からの第三世代はとても使いやすく
ファームアップにより「ティールアンドオレンジ」なども選べるようになってからはさらに魅力が増しました。

ちなみにモノクロの写りも大好きで、カラーかモノクロか悩みどころ。
同じ写真ですが、1枚目のカラーはやや濃いめの仕上がりに対してモノクロはコントラストやハイライトシャドウを緩めています。
背景にある樹のディテールがよく出るようになったり、少しハイライトが強い部分が柔らかくなるので目に優しい仕上がり。
どちらかと言えばシャドウのデータ量が豊富で、現像する際もシャドウから引き上げることが多いです。

このカメラを使って子どもを撮っていますが、自分としてはフィルムカメラのようなポジション付け。
撮れないときは撮れない、で別のカメラで撮る。二台体制でもかさばらないのも良いところです。

これで開放絞りなのです。いやはや。

うまく言えないのですが、写真と現実の境目がないような錯覚におちいることがあります。
このうまく言えない部分が実はこのカメラの一番好きなところというのが、もどかしい限り。
こういう写りをする、と知ってしまった以上手離せません。

逆光にも弱く、フリンジも出ます。でも逆光が好きです。
今まではフリンジが嫌で敬遠していましたが「それも個性」と割り切って撮るようになりました。
今回の写真は現像時に現像ソフト「SPP」のフリンジ除去を使用しています。

夜の時間帯に写真を撮ることもなかなかの苦労なのですが、さらに明暗差が激しいと白飛びする確率がとても高くなります。
カラーで撮影するときはISO200を上限としているので割り切りながら撮影しています。
暗くなったらモノクロで感度を上げて撮影する、というのが自分の中でマニュアル化されてしまっていたので最近は頑張ってカラーで撮っています。
夜にモノクロで撮影するときはベースをISO800で考えて、ISO3200はどうしても画を残しておきたいときだけです。

次世代の『SIGMA dp Quattro』に意志を託し早数年。
今でもコアなファンからの賞賛が止まない『SIGMA DP Merrill』ですが、
私はいまになってやっと、気楽に撮れてきた気がします。

代え難い魅力。でも確かにある短所。
今まではその短所はあまり見せないよう、うまく使うことを心がけながら撮影していたようにも思います。
でも今となってはその短所を隠す必要もなく、自分の使いたいように使うだけです。
なるべく撮らないようにしていた逆光も、動き物も、失敗やブレも込みで楽しむ段階に移行しました。
そうなってくると、また楽しみ方が増えてきたので持ち歩く回数も増えてきました。

カメラが身体の一部になる。
その言葉の意味の一節を知ることができたような気がします。
『SIGMA fp』という最高のお供の出現で、あまりブログでご紹介する機会はないと思いますが
『SIGMA DP Merrill』でも撮り続けていること、お見知り置きいただければと思います。

それでは「しぐまびより」Part38もこれにて。
次また、いずれ書くことができるのを楽しみにしてます。

 

[ Category:SIGMA | 掲載日時:20年08月02日 10時00分 ]
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