
季節の移り変わりも早く本格的な冬の時期が始まろうとしています。撮影日は秋の終わりの東京駅、空の様子は季節の移り変わりを非常によく表し、ひつじ雲やうろこ雲といった秋に特によく見られる雲も多く見受けられました。
今回は、「SONY α6700 ILCE-6700」と「SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC(ソニーE/APS-C用)」を持ち、夕方から夜にかけてのスナップ撮影に出かけました。
秋になろうとも気温が高くなる日はまだありましたが、この日はだいぶ気温もおちはじめ、街には冬の気配を感じます。光の変化が大きいこの時間帯ならではの表情をどこまで出せるのか試してきました。

陽が傾きかけている時間に東京駅に到着しました。東京駅の付近は高層ビルが多いので早速ワイド側の本領発揮になります。
夕方のKITTE丸の内の屋上に立つと、結構肌寒く感じ、季節が秋から冬へ移り変わっていくのを感じました。最近、空を写すのが好きな私にとって、この時期の夕空は特別で、日が沈むまでのわずかな時間に見せる淡いグラデーションと秋の高くなった空に浮かぶうろこ雲を気づいたら写真を撮っていることが多いです。
今回の組み合わせは14mmの広角側の気持ちよい抜け感のおかげで、空の広がりと建物の密度を一枚に素直に収められ、夕方特有の繊細な色の変化もしっかり拾ってくれます。「α6700」の軽さとレスポンスの良さもあって、日の沈みが早いこの時間ですが気負わずにシャッターを切れました。

どの画角、どの場所でも満足に撮れるのが東京駅付近のいい所だと感じます。ビルの隙間から少し日が落ちて夜の色になってきた空からオレンジ色の空まで写すことが出来ます。正直、この場所で夕日を眺めることが楽しく時間を気にせず眺めていたかったのですが夕日の沈む時間のタイムリミットが迫っていたため、泣く泣くこの場を離れ次の撮影スポットに急ぎます。

屋上で撮った後、気になって郵便局長室にも寄ってきました。古い木の机と大きな窓ガラスに東京駅の赤レンガが柔らかく写り込み、外の賑わいとは少し違い、落ち着いた雰囲気を出してくれました。このレンズは広角でも写りが素直で、ガラスの映り込みのラインが崩れないので、こういう静かな雰囲気をそのまま切り取れるところが気にいりました。「α6700」も室内のオレンジのライトをしっかり拾ってくれるので、机の木目と窓ににじむ駅舎の反射が自然にまとまってくれました。
派手なカットではありませんが、その場にあった静けさがそっと残ってくれて、撮ってよかったと思える一枚になりました。


夕日もだんだんと沈んできました。東京駅から行幸通りを通って銀杏並木を通って皇居外苑の方へ向かいました。
行幸通りの銀杏並木は街灯に照らされ、暗い背景の中で葉がところどころ発光するように浮かび上がっていました。70mm側で寄ると、葉の縁が光を受けてわずかに輝き、日中とは違う質感が見えてきます。このレンズは広角から中望遠まで一つでカバーできるので、光の変化が大きい夜の撮影でも、足を止めるだけで構図を切り替えられるのが便利でした。
和田倉橋ではもう肉眼ではほとんど暗いのに、街灯光が当たる場所の水面だけはちゃんと光を拾っていて独特の陰影が出ていました。α6700はこうした暗所でも高感度耐性と13段相当の広いダイナミックレンジが役立ち、わずかに残る光を丁寧に拾ってくれるので、この時間帯の落ち着いた雰囲気を無理なく写し取ることができました。

先に進み続けると、開けた交差点がありました。和田倉噴水公園の近くには、視界が大きく開けた場所があり、空と街の輪郭を一緒にフレームの中に収めることが出来ます。
α6700のボディはバッテリー込みで約493g、SIGMA 17-40mmも525gとこのセットでも1kgに満たない軽さです。夕方から夜まで歩きながら撮るスナップでも、肩や腕に負担が残りにくく「少し歩いて、止まって、すぐ構える」という動作が行いやすい、基本軽い機材を好む私にピッタリな組み合わせでした。
開けた空間で、自然のグラデーションと都市の光を同時に狙うこのようなシーンでは、この軽さがそのままの撮影の自由度につながっていると感じました。

夕方から夜にかけて歩きながら撮ることで、改めて感じたのは「APS-C機であるSONY α6700」と「SIGMA Art 17-40mm F1.8 DC」の組み合わせのちょうどよさです。フルサイズほど構えて撮る感じではなく、しかし広角から中望遠までを一本でカバーできる扱いやすさがちょうどよいと感じました。個人的に派手に主張する機材ではありませんが、光や空気の変化に自然と向き合える、そんな距離感で使えるまた使いたいと思わせてくれるセットでした。
↓新品がお得なαウィンターキャッシュバックキャンペーン↓
関連記事はこちら
▶ 使用機材はこちら ◀




