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【SONY】α7IVが野鳥撮影で一眼レフを超えた理由

野鳥といえば一眼レフで!

長らくそう言われてきた常識が、ミラーレス機が野鳥撮影のベーシックとなる時代が訪れました。

 

2021年12月17日に発売となったSONYミラーレス機の新しいベーシックモデル「α7IV」

無印のベーシックモデルの位置づけながら「ミニα1」と評されるなど

ハイエンド機といっても過言ではない性能を有している本機。

SONY α7IVには、上位機種から引き継がれた鳥瞳AFが搭載されており、簡単に野鳥の撮影にトライすることができるようになりました。

今回はその性能を体感すべく、SONY α7IV(ILCE-7M4)を用いて野鳥の撮影を行ってみました。

レンズは超望遠ズーム「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」に

テレコンバーター「2x Teleconverter SEL20TC 」

を組み合わせています。

 

それでは早速、野鳥撮影にα7IVをお勧めする理由と共に野鳥の写真をご紹介していきます。

 

◎絞りF22でAF-Cかつ連写時に像面位相差AFが使用できる

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1200mm F13 SS1/400 ISO 3200

 

今回使用したFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TCという組み合わせは、一眼レフ時代では考えられませんでした。

その理由は、合成F値がAFセンサーに対応せず、フォーカス精度と速度が大幅に低下してしまうからです。

(テレコンバーターを挟むと倍率によって解放F値が1~2段下がってしまい、その結果の絞り値を合成F値と表現します)

Canonのフラッグシップ一眼レフ EOS-1D X Mark IIIでもファインダー撮影で対応できる最大F値がF8であり(※最大191点、最大65点のクロス測距点でF8光束対応)

今回の組み合わせを一眼レフで仮に使用しようとしても、オートフォーカスがうまく作動しません。

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1142mm F13 SS1/800 ISO 3200

 

しかし、SONYのα7IVであれば絞りF22のレンズであっても、追従AFであるAF-Cが使用でき、連写時に像面位相差AFが作動するのです。

今回の組み合わせでは合成解放F値がF13と暗いのですが、実際撮影しているとテレコンバーターを付けていることを忘れてしまうほどのオートフォーカス速度、しかもAF-Cで鳥の瞳を追従してくれるのです。

野鳥撮影の時代が変わったなと思った瞬間です。

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1200mm F13 SS1/400 ISO 1600

 

遠くにいるカワセミをグッと引き寄せて綺麗に撮影したい。

1000mmを超える焦点距離での撮影、一眼レフでは100万オーバーのレンズにテレコンバーターを装着し、オートフォーカスを作動させるのが精いっぱいです。

金額的にもなかなか手が届かず、野鳥撮影のハードルも高かったかと思います。

今回の組み合わせでは本体代金を含めてもおおよそ60万円ほど(2021年12月末 新品で購入の場合)

コストを半分以下に抑えることができるのも大きな魅力の一つです。

1000mmを超える撮影が身近になったのも、ミラーレス機の普及のおかげです。

 

 

◎1.5倍クロップ機能が使用可能 1800mmの世界がボタンワンプッシュで体感できる

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1713mm(クロップ使用) F13 SS1/1600 ISO 8000

 

ミラーレス機の機能の一つに、クロップ撮影が搭載されています。

クロップ撮影とはフルサイズセンサーの真ん中の部分、APS-Cと同じ範囲だけ活用して写真を撮る機能のことを指します。

実質的には中央部をトリミングしているイメージになりますので、画素数40%ほどまで下がってしまいますが、撮影時から焦点距離が1.5倍となるのがメリットです。

一眼レフ機にもこの機能が搭載されている機種はいくつかありますが、ファインダー上では真ん中に枠が表示されるだけで、直感的に仕上がりがイメージできませんでした。

 

本機では本体のカスタムボタンにクロップ機能を割り当てることで、ボタン一つで機能の切り替えが可能です。

ボタンを押した瞬間にファインダーのクロップ後の画角が表示されるので、まるで内蔵テレコンを使っているような気分になります。

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1718mm(クロップ使用) F13 SS1/800 ISO 10000

 

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1718mm(クロップ使用) F13 SS1/800 ISO 10000

 

α7IVは有効画素数が3300万画素まで上がったことで、クロップ使用した場合でも約1400万画素(4608×3072ピクセル)をキープしており、必要十分な画素数が確保されていることも大きなポイントです。

上のオウムの写真はISO感度10000&クロップでの撮影ですが(jpg撮って出し 未加工)

毛並みの質感や木の枝のしわまで、綺麗に描写されていることが分かります。

クロップ撮影 JPG設定 未加工でこの画質、SONYの新センサーとBIONZ XRの性能の良さがよく伝わってきます。

 

◎AF-Cで鳥瞳AF対応 10コマ連写が的確に被写体を捉える

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1200mm F13 SS1/1600 ISO 10000

 

野鳥の撮影では連写能力やAF性能が求められます。

画素数が大幅UPしながらも秒間10枚連写に対応、jpg撮影であれば連続撮影枚数はなんと1000枚!と、撮影バッファーに関して力不足と思うことはなくなったのではないかと思います。(理論上100秒間 秒間10コマで連写可能)

先に挙げたようにF22まではAF-Cでのオートフォーカスが可能なので、連写しながらも追従してくれるのも大きなメリット。

体についた水を振るうカワセミの姿を捉えましたが、AFを逃さず連写できる性能を有していたからこそ撮影できた一枚。
薄い瞼が閉じている姿を観察することもできました。

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1200mm F13 SS1/1600 ISO 10000

 

捕らえた魚を飲み込む瞬間を連写で撮影しました、ほんの1秒にも満たない瞬間の姿を的確に捉えています。

SONY機で鳥瞳AFに対応している機種は本機とα1のみ。α1であれば30コマでの連写が可能ですが、価格が70万円後半とα7IVの倍以上。α7IVのコスパの良さが際立ちます。

 

◎何より使っていて楽しい!野鳥撮影が思う存分楽しめる!

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1082mm F13 SS1/400 ISO 1000

 

色々な機能を試しながら撮影していましたが、何より思ったのが”野鳥撮影が楽しい!”この一言に尽きます。

12月も下旬に入り寒い中での撮影でしたが、そんなことを忘れるくらい撮影に没頭してしまいました。

筆者は普段野鳥の撮影は行っておらず、風景やスナップがメイン。

特に今回撮影した小鳥については経験も浅く、昔Canon 1DXでトライしたときは小鳥が米粒サイズでよくわからなかったり、α7IIIではピントがうまく合わず…と、技術力不足も相まって納得できる撮影ができませんでした。

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1200mm F13 SS1/1200 ISO 10000

 

しかし今回の撮影では念願のカワセミを綺麗に撮影することができ(しかも簡単に!)、SONY α7IVの使いやすさを身をもって実感しました。

テレコンバーターを装着したFE 200-600mmでもピント合わせが早く、パッとカメラを鳥に向けた瞬間にピントが合焦するのは気持ち良いの一言。

シャッターも無意識のうちにたくさん切ってしまいます。

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   814mm F13 SS1/1600 ISO 12800

連写で撮影していると色々な気づきがあります。

例えばこのキセキレイの写真ですが、足元と体が動いているにもかかわらず、頭の位置は全く変わっていないのです。

連写後再生ボタンで確認しているときに”おお!”と思わず驚いてしまいました。

鳥は天然のスタビライザーと例えられるぐらい、体が動いてもピタっと頭が固定されているのです。

某外車メーカーの鶏を起用したCMは有名かもしれません。

 

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1260mm(クロップ使用) F13 SS1/1250 ISO1250

α7IV + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS  + 2x Teleconverter SEL20TC   /   1200mm F13 SS1/400 ISO 1200

 

超望遠1000mmを越える世界では、普段あまり見ることのない姿を観察できます。

この時期よく枝木を突いている、キツツキの仲間のコゲラやシジュウカラは、浮きあがった木の皮を剝き上げてエサを探していました。

鳥の撮影だけでなく、野鳥観察のバードウォッチングとしてファインダーを覗くのが楽しくて仕方がない一日となりました。

 

以上、いかがでしたでしょうか。

スペック上だけでは感じることのできないグレードアップも数多く体感することができた一日でした。

 

鳥瞳AFが搭載されたことで鳥の撮影をメインに行っている方や、これを機に挑戦してみたい!という方も多いかと思います。

本機はそんな思いに応えてくれる一台に仕上がっています。

本格的に野鳥撮影をされたい方はもちろん、良い意味で鳥の撮影の敷居をグッと下げてくれているので、これから鳥の撮影を行ってみたいという方にもおすすめです。

ぜひ新しい時代の野鳥撮影をSONY α7IVで体感してみてください。

 

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[ Category:SONY | 掲載日時:21年12月31日 15時00分 ]

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