2021年もマップタイムズにご訪問頂き、大変嬉しく思います。
誠にありがとうございます。本年も何卒宜しくお願い致します。
さて、今回のマップタイムズは、空の色表現の比較をしたく、撮影したものをまとめてみました。
使用したボディは「SONY α7」と「Canon EOS 6D」。
α7の発売日は2013年11月5日、6Dの発売日は2012年11月30日と、おおよそ同時期の機種を選択。
レンズはどちらも50mm、純正レンズの「SONY FE 50mm 1.8」と「EF 50mm F1.8 STM」です。
比較している写真同士の露出はすべて同じ、出来るだけ同条件で撮影してます。
ホワイトバランスはすべてオートで、JPEG撮って出しの写真です。
まずは、青空の写真の比較をご覧ください。
↑SONY α7
↑Canon 6D
↑SONY α7
↑Canon 6D
上記の青空の写真たちの色合いの違いがあることがお分かり頂けますでしょうか。
α7は、イエローやブルーが濃く出ているのに対し、6Dはマゼンタが強く出ています。
↑SONY α7
↑Canon 6D
上記の夕日の空も、同様な傾向が見られます。
↑SONY α7
↑Canon 6D
上記の夕暮れの写真は、少し違いが分かりにくいところがありますが、筆者が気になったのは上部の青色・藍色の部分です。
若干α7はブルーが濃く出ており、6Dは夕焼けの赤色を引き継いでるかのように赤の主張が強い色表現でした。
雲から見える太陽の当たり具合が若干違うところもありそうですが、雲の色表現が大きく変わらないことは意外でした。
↑SONY α7
↑Canon 6D
日が落ちた夕暮れの写真の比較は、階調表現の違いが大きく見受けられました。
日の当たり具合が違うのかな?と思いましたが、雲の形も日の位置もおおよそ一緒に見えます。
勿論露出は全く同じ(1/160 秒 f/5 ISO100)です。
青の部分がα7は中間色のイエローの色味を引きずっており、6Dは上部はマゼンタが強めな表現となりました。
このように、機種によって色表現が異なります。
どちらが正解…ではなく、本当に個人の好みであるなと思います。
筆者個人の好みを申し上げると、全体的にα7の色表現が好みでしたが、ホワイトバランスが安定しないことが時たまありました。
青空の色が、これはイエローが強すぎるなと思う時もあれば、ブルーが程よく濃く、見たままの表現だなと思う写真がありました。
対して、6Dは一環としてマゼンタ強めの空表現で、安定しています。
筆者がプライベートで所有している機種でありますが、空に関してのホワイトバランスは基本はオートで満足できています。
ですが、若干マゼンタが強すぎるなと思ってしまう時もあります。
自分が好きな空の色表現はどの機種なのだろうかと思ったことがこのブログを執筆するきっかけでした。
RAW現像処理が好きではない筆者は、JPEGで撮って出しの色合いにこだわりがあります。
自分が好みな空の色表現をしてくれる機材に出会えるよう、マップタイムズで研究していきたいと思います。
作例が出来次第、次回もご覧頂ければ嬉しく思います。