そろそろ関東も、梅雨入りを迎える頃です。
この季節の植物は、雨の日でも、雲の日でも、映える花を咲かせます。
タイサンボク以外はSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A +SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影
例えば花菖蒲 、詳しくは【SONY】この季節に咲く花(28)こちらで
紫陽花を思い出します。
詳しくは【SONY】この季節に咲く花(4)こちらで。
更に、タイサンボクが咲き、香ってました。
こちらは、SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影
詳しくは【SONY】この季節に咲く花(70) 香る大きな花こちらで。
そんな季節に、街路樹の根元、駐車場、空き地にも咲いておりました。
「ゼニアオイ・銭葵」と言います。
道端に咲いておりました。
もうちょっと、寄りましょう。
アオイ科 ゼニアオイ属で仲間に「タチアオイ」があります。
花です。
天気の良い時に再度、撮影しました
結構、この赤、目立ちます。
この花の形が、中国の古銭に似てるのが名前の由来です。
日本では江戸時代に鑑賞目的で渡来しました。
原産地はヨーロッパ南部で強い繫殖力から、空き地や荒れ地や駐車場にもはびこる帰化植物です。
この花は、近縁種のウスベニアオイ(ハーブ)と同様にハーブティーとなり、喉の調子が悪い時などに効くようです。
ちなみに、そのお茶は花にアントシアニンが含まれてる為、青色なのですがレモンを垂らすと鮮やかなブルーが薄紫色へと変化します。
身近な薬草でもあります。
自己責任でお試しください。
ここから話は変わります。
この時期、特に花菖蒲園で撮影していると係りの人に質問をしている人を見かけます。
良く聞くのが、カキツバタはどれですか。
又は、アヤメはどこですか。
と、良く耳にします。
実は、同じ時期、環境、場所には咲いてません。
百聞は一見に如かず、ご覧ください。
「カキツバタ・燕子花」です。
湿地を好み群生し、毎年5月から6月にかけて咲きます。
中央部に、白い斑紋があることなどを特徴です。
江戸時代、花菖蒲の方が人気があって注目されなくなりました。
「アヤメ・菖蒲・文目・綾目」です。
比較的、乾燥している場所を好みます。
中央部に網目模様があり、5月上旬から中旬に咲きます。
「ハナショウブ・花菖蒲」ショウブ田、湿った所に育ち黄色い斑紋がある。
6月上旬から下旬にかけて咲きます。
正に、今頃が花菖蒲の見ごろです。
まだ遅くはありません、お出かけになられたら、いかがでしょうか。
この三品種、同時期に咲くことが無いので比べて眺める事が出来ないので、最後に咲く花菖蒲を見て思い出す様です。
この私も、やっと「アヤメ・菖蒲・文目・綾目」を撮ったので今回載せました。
【参考文献】
色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子 (著), 小池安比古 (監修), 亀田龍吉 (写真)出版社 : ナツメ社
改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 高橋冬 (著), 鈴木庸夫 (写真) 出版社 : 創英社/三省堂書店
現代花菖蒲図鑑 古花から最新花まで 清水 弘 (著), 椎野昌宏 (著) 出版社 : 淡交社
色分け花図鑑 花菖蒲 永田 敏弘 (著), 加茂花菖蒲園 出版社 学研プラス
日本のアジサイ図鑑川原田 邦彦 (著), 若林 芳樹 (著), 三上 常夫 (著)出版社: 柏書房
見つけて食べて楽しむ 季節の薬用植物150種森昭彦 (著), 宇佐美望樹 (著) 出版社 秀和システム
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。
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