
【SONY】総重量わずか1.5kg!「最高峰の画質×最も身軽なシステム」で楽しむ
写真撮影において、誰もが一度は憧れる大口径望遠ズームレンズ。
特に「70-200mm F2.8」というスペックは、各メーカーの技術の粋を集めたフラッグシップとして、プロフェッショナルの現場を支え続けてきました。ですが、同時に「大きくて重く、持ち運びにくい」というイメージが付きまとっていたのも事実ではないでしょうか。
その常識を鮮やかに塗り替えたのが、SONYの技術の結晶であるG Master「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」。
今回はこの最高峰のレンズを、驚くほどコンパクトなフルサイズ機「α7C II」に装着し、公園へと連れ出しました。
コンパクトなボディに対して、大口径望遠レンズという斬新な組み合わせ方にはなりますが、「最高峰の画質を、最も身軽なシステムで楽しむ」という、かつてない贅沢な魅力をレポートいたします。

■ 手にして驚く、重量バランスの妙
「α7C II」のコンパクトなボディに大口径の「70-200mm F2.8 GM II」を組み合わせるという思い切った組み合わせにしてみました。
一見するとレンズの重さでアンバランスになりますが、実際に手に取ると、良い意味で予想を裏切られます。
レンズは先代モデルから約435gという驚異的な軽量化を遂げ、わずか約1,045gとなった「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」。
α7C IIのボディ(約514g)と合わせても、総重量はなんと1.5kg程に収まります。
左手でレンズの鏡筒をしっかりと支えれば、ボディのコンパクトさと相まって、安定したホールド感が得られます。首から下げて街を歩いていても、以前までのイメージのような「大荷物を首から下げている」という感覚は一切ありません。

■ 被写体が浮き立つ、G Masterだけの「極上のボケ味」
撮影エリアに到着し、まずは開放F2.8のボケ味を確かめるべく、公園内にレンズを向けました。
200mmの望遠端に、絞り開放F2.8。ファインダーを覗いた瞬間に、思わず息を呑みました。
ピントを合わせた特徴的な柵とチェーンは、柵の丸みとチェーンの細かな部分までとても綺麗に描かれています。その一方で、背景の柵は輪郭を失い、まるで絵の具を溶かしたかのように滑らかに、とろけるような美しいボケへと変化しています。
これが、最高峰の光学設計がもたらすα7C II とFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの組み合わせだからこそだせる「解像力とボケ味の両立」です。
二線ボケや玉ボケの輪郭の硬さは一切なく、主役をこれ以上ないほどドラマチックに引き立ててくれます。この描写が、この軽量なシステムから生み出されているという事実に、シャッターを切るたびに深い高揚感を覚えます。


■ 1本でこなす万能性:最短撮影距離の短さで魅せるクローズアップ
公園でのスナップを進める中で、このレンズの大きな強みとして実感するのが「寄れる性能」の高さです。
最短撮影距離はズーム全域で0.4m〜0.82m(最大撮影倍率0.3倍)と、大口径望遠ズームとしては異例の近接能力を誇ります。
遠くの景色を引き寄せるだけでなく、足元にある小さな花壇や、撮影距離が近いものなどテーブルフォトに近いシチュエーションでも、レンズを交換することなくそのままグッと近づいて撮影が可能です。
70mm側で周囲の情景を緩やかに入れ込みながら撮るもよし、200mm側で思い切り近づいて背景を完全に整理するもよし。この、マクロレンズ一歩手前のような万能性があるからこそ、公園内でのあらゆる「気づき」を逃さず写真に残すことができます。

■ 逆光すら味方につける「圧倒的な耐逆光性能」
公園や屋外でのスナップ撮影において、避けて通れないのが「太陽の光」です。
特に強い逆光や半逆光のシチュエーションでは、画面に不要な光の輪(ゴースト)や、画面全体が白っぽくなる現象(フレア)が発生し、せっかくのディテールが台無しになってしまうことがあります。
ですが、このレンズに施されたソニー独自の「ナノARコーティング II」の威力は絶大です。
少し遠い木々の隙間から光が入ってきてしまう構図でも、コントラストが極めて低下しにくく、驚くほど質の良いクリアな描写を維持してくれます。
シャドウ部はしっかりと引き締まり、ハイライトからローライトまでの美しいグラデーションを「α7C II」の3300万画素センサーが余すことなく記録してくれます。光を恐れることなく、むしろ「光を活かしたドラマチックな表現」へと果敢に挑戦させてくれます。


■ 絞り開放から画面周辺まで妥協のない「解像性能」
一般的にズームレンズ、特に望遠側(200mm)の絞り開放では、画面の四隅(周辺部)に向かうにつれて画質が甘くなったり、線がにじんだりしやすい傾向にあります。
ですが、この第2世代のG Masterは違います。
超高度非球面XAレンズをはじめとする豪華な光学エレメントを贅沢に配置したことで、F2.8の開放から、画面の中心から最周辺部に至るまで、驚くほどシャープで均一な解像度を誇ります。
例えば、構図の奥に配置した花びらや蕾の繊細な質感や、遠くの木の葉の細かなラインも、トリミング(切り抜き)に耐えうるレベルで緻密に描き出します。中央に被写体を置く「日の丸構図」に縛られることなく、自由で大胆なフレーミングを可能にするのは、この徹底的な光学性能の高さがあるからこそです。


■ 総評:撮影者の意図を100%具現化するシステム
SONY α7C IIとFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIという大胆な組み合わせ。
この組み合わせの真の価値は、単に「軽くてキレイに撮れる」ことだけではありません。
逆光に負けないヌケの良さ、画面の隅々まで行き渡る圧倒的なシャープさ、そしてコンパクトなボディを感じさせない優れた操作性を感じることができました。
これらが高度に融合することで、撮影者の「こう撮りたい」というイメージを、一歩も妥協することなく写真を撮影することができます。道具としての完成度を極めたこのシステムで、ぜひ最高の撮影体験をお楽しみください。
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