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【SONY】AIプロセッシングユニットと行く水族館

α7RVより搭載され始め、α7CIIやα6700、α9IIIにも採用されている、「AIプロセッシングユニット」。
それらの機種以前にも搭載されていた「リアルタイム認識AF」や「リアルタイムトラッキング」といった機能が更に強化され、
ディープラーニングを含むAI処理で、人物の骨格や姿勢などの詳細に基づいた人物認識に加え、動物や昆虫、乗り物など、人物以外の被写体認識が対応できるようになっています。

 

カメラの設定で選択できる認識対象は、人物、動物/鳥、動物、鳥、昆虫、車/列車、飛行機の7種類となっており、
魚類は対応を謳ってはいませんが、実際どの程度の被写体まで対応出来るのか。

今回は久しぶりに水族館で撮影をしたいと思い、撮影がてらAIの力を確認してみたいと思います。

という事でまずはアシカから。

大きな水槽をぐるぐると優雅に泳いでいましたが、撮影ポイントを一定の区画に定め、フレームインしてくるタイミングから追従を行います。水槽の反射もあるため完全に瞳を追い切る事は出来ませんでしたが、比較的反射が少ない角度からの撮影では顔がフレームインしていると見事に追従をしてくれました。

こちらへ一瞥を投げるような凛々しい表情のカット、一枚目の紹介ではありますが今回の撮影でもなかなか気に入っているショットです。

続いては屋外のケープペンギンです。

持って行ったレンズはFE 24-70mm F2.8 GM IIでしたので、目いっぱいズームしつつAFを動かしてみます。

このサイズで写すペンギンの場合、その眼は写真の中でもほんの数%の範囲だと思われますが、このサイズの瞳でもしっかりと検出して追従をしてくれていました。

お次はドクウツボです。

比較的ゆったりとした被写体ですのでAFでの追従は勿論問題ありませんが、鼻、目、エラといくつか引っ張られそうなポイントがあります。

どこに瞳AFが持っていかれるか試してみたところ、キチンとウツボの目を検出していました。それにしてもウツボの何を考えているか分からない顔、筆者はとても好きです。

こちらはバイカルアザラシ。擬氷に寝そべりながら顔だけ水中に潜り込ませて、あたりを観察していました。

照明の関係でちょうど目が影になってしまっているからか、あいにく瞳は検出してもらえませんでしたが、なかなかシュールな写真が撮れたので良しとします。

ピントが合った部分の高画素機らしい解像感はやはり気持ちが良いです。

半透明な身体が美しいトランスルーセントグラスキャットフィッシュです。こちらはかなり近づいて撮影した事もあり、瞳もバッチリ検出していました。

ちなみにこの魚、分類としてはナマズの一種なんだとか。言われてみれば確かにヒゲが生えている辺りはそれっぽさを感じます。

続いてタチウオです。海中に光が差しこむところにちょうどフレームインしてくれました。

水槽のガラスが曲面だったため、強い屈折もあってか解像感は今一つな状態ですが、こういった被写体でも瞳をキチンと検出していたのは意外な発見でした。

たなびく背ビレも綺麗です。

赴いたのは水族館ですが、亜熱帯の環境に住む種の展示もありました。

木の幹に3匹縮こまったカエルが並んでおり、可愛らしいなあと思いつつカメラを向けたのですが、こちらも瞳AFは全く問題ありませんでした。

照明のおかげもあってかなかなか雰囲気のある一枚に。


最後はあまりAIと関係のない被写体になってしまいますが、気に入ったクラゲの写真を一枚。

改めて感じた事ではありますが、動物の撮影において撮影者の意思は被写体の動きへ介在が出来ないので、構図への収まりが良いタイミングをじっくりと待つことになるのですが、暫くこういった被写体の撮影はしていなかったので、新鮮な気持ちで楽しむ事が出来ました。

 

また今回はカメラ側で認識対象として設定できる被写体以外の検出を試してみましたが、思っていた以上にポジティブな結果が得られた点は予想に反していて驚きでした。

以前であれば被写体の追従などは撮影者のカメラに対する使いこなし度合いに依るところが大きかったと思うのですが、カメラに任せる事が増えたおかげで撮影者自身は構図作りに集中する事が出来るようになった事は大きいなあと感じます。

更なる可能性を探るべく、次は爬虫類あたりにチャレンジしてみたいと思います。

 

今回はこの辺りで。

 

 

使用した機材はコチラ


他のAIプロセッシングユニット搭載モデルもご紹介 ※2024年2月現在発売済みの機種となります。





[ Category:SONY | 掲載日時:24年02月13日 17時00分 ]

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