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【SONY】FE24-105mm F4 G OSSの魅力を再発見

SONY FE24-105mm F4 G OSSは2017年11月25日に発売されました。
執筆時点の2023年から遡ること約5年ほど前のレンズになります。

発売当初はEマウントでは待望の24-105mmだったので、新品は品切れ状態が続き
約1年ほどは予約をしないと買えないレンズとなっていました。

広角24mmから中望遠105mmまでを含むズームレンズは、カバーしている画角が非常に使いやすい領域にまとめられているので
標準ズームの最初の1本として選ばれることも多いレンズです。

今でこそ標準ズームレンズの選択肢が広がったEマウントですが、なぜ今も選ばれ続けているのか。
その魅力を探るため、比較レンズと共に撮影に出かけました。

まずは基本スペックから振り返ってみましょう
型名 :SEL24105G
レンズマウント :ソニー Eマウント
対応撮像画面サイズ :35mmフルサイズ
レンズ構成 (群-枚) :14-17
絞り羽根 (枚) :9
最短撮影距離 (m) :0.38
最大撮影倍率 (倍) :0.31
フィルター径 (mm) :77
外形寸法 最大径x長さ (mm) :83.4 x 113.3
質量 約 (g) :663

寸法や質量、最短撮影距離などは使いやすい値にまとめられています。
開放値がF4と大げさすぎないのも無理なく設計をまとめられる理由になります。

特に本レンズの最大の特徴は24mmから105mmという「一番よく使用する焦点距離範囲をカバー」していることです。
レンズの設計によっては広角側が28mmから始まるものもあります、広角の数ミリはかなり撮影範囲が変わるので
かならず24mmからが必要条件となる場合があります。
また、望遠側が70mm前後だと思ったより寄りきれないと感じることもあります。
その両方をカバーしているのが24-105mmというちょうどよいズーム域です。

画角のカバー範囲の違いを比べるため比較用レンズを用意しました。
TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SFです。

こちらのレンズは2018年発売、TAMRONのF2.8通しの標準ズームレンズです。
現在は生産を完了し、現行はG2と呼ばれる改良型が生産されています。
コスパの良い初期型は現在でも人気なレンズとなっています。

まずは広角側の比較です。

TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SF (28mm撮影)

SONY FE24-105mm F4 G OSS (24mm撮影)

数値上だとわずか4mmの差ですが、実際に撮影するとかなり画角の違いを感じます。
写真の左右に移る建物の範囲が24mmの方が広く撮影できていることがわかります。
風景撮影などではこの数mm差で必要な範囲を切り取ることができるか、できないかが変わってきます。

どちらも絞りF4での撮影です。F2.8から絞り込んだタムロンレンズは解像力の向上が見られます。
ですが、比較のFE24-105mm F4 G OSSは開放F4からこの解像力です。こまかな建造物の線の再現性も高いと言えます。
木の枝にはフリンジが見えますが、これらも絞りこめば改善されます。
特に風景撮影では絞りこむことがほとんどなので、24mm広角側はそれによりバランスがとられています。

次に50mmでの比較です。

TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SF (50mm撮影)

SONY FE24-105mm F4 G OSS (50mm撮影)

今回もF4統一での比較です。
FE24-105mm F4 G OSSを解放F4、50mmの描写はなかなかのものです。
タムロンと比べるとビルの壁面の発色傾向がニュートラルなのがわかります。
ソニーのレンズは全般的にニュートラルな発色傾向なので、見た目そのままの色再現に近いと言えます。

最後に望遠端での比較です。

TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SF (75mm撮影)

SONY FE24-105mm F4 G OSS (105mm撮影)

タムロンは75mm、ソニーは105mmとテレ端のカバー範囲が30mm違います。
一般的には70mm前後が標準ズームレンズのテレ端のカバー範囲であることがほとんどです。
ですが、70mm前後だと被写体によってはもう少し寄りきれないと思うことも多いと思います。
かといって、望遠ズームを足すと70-200帯から始まり、まず荷物が増えることはもちろん
中望遠以下の焦点距離を使用する際にはレンズの交換が必要になります。
24-105であればレンズ交換をすることなく、広角から中望遠までを広くカバーできることが人気の理由です。

さらに望遠域を延長する便利な機能が『APS-Cクロップ』です。
ボディ側の機能として備わっているもので、フルサイズボディでAPS-C用レンズを使用する際に使われる機能です。
ですが、フルサイズレンズでも使用することができ、デジタル的にではありますが、焦点距離を1.5倍にすることができます。

SONY FE24-105mm F4 G OSS (105mm撮影)

上の写真は105mm端での撮影画像です。
ここで『APS-Cクロップ』をONにすると

SONY FE24-105mm F4 G OSS (105mm撮影+APS-Cクロップ)

ここまでズームすることができます。1.5倍なので約157mmとなります。
クロップ機能も視野に含めると24mm-157mmとかなりの高倍率で、かつF4通しという驚異的なスペックとなります。
ただし、クロップ機能を使用すると画素数がおよそ半減します。
センサーの使用領域を狭める都合上仕方のないことではあります。
ですが、α7のシリーズでもRのつく高画素シリーズであれば、画素数の半減があっても十分な数を担保できるので
クロップ機能を使用するときには積極的に高画素機を選びたくなります。

α7RIIIであれば、中古相場も安定してきているので、価格と性能のバランスが良いと言えます。

動画撮影においても本レンズの魅力が十分に発揮されます。
上の動画をご覧ください。
フォーカス移動による画角変動、いわゆる「ブリージング」に対する補正です。
現行の一部機種ではブリージング補正をボディ側からかけることもできますが、本レンズはもとよりブリージングが出づらいレンズとなっています。
上記の動画もボディのブリージング補正機能には頼らず、レンズ単体での能力を見ていただいております。
フォーカスモーターも静粛なので、フォーカス移動によるモーター音も極力小さくなっています。

FE24-105mm F4 G OSSの素晴らしい魅力を再発見することができました。
α7シリーズをご検討中の方は是非FE24-105mm F4 G OSSを最初の1本として。
または、ズームレンズの買い増しご検討中の方にも広くおススメできます。

[ Category:SONY | 掲載日時:23年03月06日 17時00分 ]

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