【SONY&OLYMPUS】アニコレ~Animal collection~ Part3
OM SYSTEM / OLYMPUSSONYSONY G Master/G lensα7α9α9III 120コマ/秒対応カメラと共にペット/動物
動物園に行きたい。水族館に行きたい。
とにかくアニマルフォトを撮りたい。そんな気持ちを刺激するブログ
アニマルコレクション(Animal collection) 略してアニコレ。
ついに第三回目となりました。
今回は、動物園から少し趣向を変えてペットのお写真にフォーカスし、お家で撮るアニマルフォトをご紹介したいと思います。
ペットとは、愛玩動物を指す言葉で家畜や牧畜とは違い可愛がって共に時間を過ごす為に飼う動物のことを言います。
ペットというと、あまりいい響きに感じない方もいると思いますが今回はご容赦ください。
今回特集するペット写真にてご紹介するのは、我が家のフェレットで名前は「ギントキ」君です。
前回のアニコレの最後にご紹介した、9歳(2020/11月時点)のおじいちゃんです。
OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED12-40mm F2.8
普通のフェレットよりも少し長い二本の犬歯がチャームポイントです。
毛色はシルバーミットという体毛が全体的に黒く、手足の先だけ白い事から銀の手袋をしているように見えることから名付けられたそうです。
しかし、彼はどう見ても真っ白です。本当にシルバーミットなのでしょうか?ご安心ください。若いころはしっかり毛色が黒かったです。
彼との最初の出会いはフラッと寄ったペットショップでした。
以前飼っていた先住の子が亡くなって、数年経った頃に父が可愛がっている蛇の餌を買いに寄りました。
犬猫と見て行き、小動物コーナーに立ち寄った時に小さいフェレット達が仲良くケージの中で丸まって寝ているところに遭遇しました。
人が来ると彼らはぞろぞろと起き、近づいてきた人間に対して「なんだなんだ」と言わんばかりに好奇心旺盛に近寄って来ます。
お店の方にケージを開けてもらいぞろぞろとやってくる子達と順に触れ合っていきました。
その中で、奥に一匹だけボーっとしている子がいました。
それが後のギントキ君でした。手を差し出すと彼がゆっくりと近寄ってきて筆者の手の匂いを嗅ぎ、その後すぐ噛みついてきました。
ケージの中にいた彼らはまだどの子も生後半年に満たない子ばかりだったので、噛まれても全く痛くありませんでした。
ちょっと間の抜けた彼に筆者は大変心を惹かれ、彼を我が家に迎える事にしました。
ILCE-7 / Sonner T* FE 55mm F1.8 ZA
残念ながら彼を迎えて間もない頃には筆者はカメラを始めていなかったのでお見せ出来る写真が無いのですが、2~3年ほど経って購入に至りました。
その時の動機はたまたまカメラを知る・触れ合う機会があったのと彼があまりにも活発で暴れん坊だったからです。その様子が面白くて写真に残したい。そう思ってカメラの購入をしました。
今となっては、その数年間を筆者はとても後悔しています。
勿論思い出は覚えていますが、実際に見れる写真となって残っているのはとても魅力だと見返して強く感じます。
写真は2歳頃、お気に入りのおもちゃで釣って遊んでいたところを撮影しました。上記の先ほどの写真と見比べてみて分かる通り、かなり毛色が黒いと思います。
ILCE-9 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
上記の写真の時もですが、彼はとても活発で動きが俊敏でほとんど止まることが無いのでシャッターチャンスは本当に一瞬でした。
以前のカメラだと明るさを稼ぐためにF値を小さくしているのでちょっとの動きでピントが抜けてしまってボケてしまったり被写体ブレがかなりあったのですが、α9に買い替えてからAF合わせについてはかなりスムーズ且つスピーディーになったので成功写真が格段に増えました。
明るくすればSSを稼ぎやすい上、カメラも被写体を検知しやすくなるのでペットフォトは明るい時間帯で、室内ならば窓があり自然光がたくさん入る環境が望ましいですね。
※ストロボ光は眼に良くないのでなるべく控えたいです。
上記の写真は炬燵からひょっこり顔を出して何か考えている間に撮りました。フェレットは何かを考えている間は動きが止まりボーっとします。そして考え終わった後またそそくさと動き出します。
ILCE-9 / FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
活発でやんちゃな彼のもう一つの魅力が、とても甘えん坊なところです。
犬も猫もですが、オスの子は比較的甘えん坊な傾向があります。
単独の飼育だったので、尚更なのかとは思いますが独りで遊んでいるとすぐ飽きてこちらに甘噛みをしてちょっかいをかけて来ます。
しかし構いすぎるとそれに飽きてしまう何とも気難しい子でした。
さて、いかがでしたか?我ながら可愛く撮れていると思います。
実は今回この記事を書くきっかけになったのは、彼とのお別れがきっかけでした。
どんな生き物にも命ある限り、最期のお別れは避けては通れないです。今までは悲しみ、記憶にしか留めておけなかった別れですが彼の存在した証を写真として残しておくことによって見る・思い返すことが出来ます。
ブレてしまったボケてしまった失敗写真も何があったか鮮明に思い出せる大切な思い出になります。そしてそれはデータとして残しておく限り褪せることなくずっと残り続けます。
今、彼の写真は筆者のパソコンの横に飾ってあります。ずっと彼のことを思い出すことが出来ます。カメラを持っている方で大切な家族同様に共に過ごしているペットがいる皆様はぜひたくさん記録に残してあげてください。まだの方は是非ご検討ください。
ではまた。
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