私はずっとどんな被写体も、どんなシーンも気軽に撮影したいと欲張りな願望を持っていました。
高倍率ズームレンズはいくつか存在するものの、F値が暗かったり、大きくて重かったりとなかなか手を出せずにいました。
しかし、今回使用したTAMRON 28-200mm F2.8-5.6 DiIII RXDは私の欲求を十分に満たしてくれる便利な高倍率ズームレンズでした。
使用したボディは、SONY α7IIIです。
まずは広角端28mmで撮影をしました。
このレンズは、広角側で開放F2.8、最短撮影距離0.19mmといった大きな武器を持っています。
そのおかげで接写に強く、さらには大きな背景ボケを作り出すことが出来るので被写体を印象的に写すことが出来ます。
こちらの写真は、滝の水の流れを出すためにシャッタースピードを1/20で撮影をしました。
撮影時の態勢は、少し上向きでカメラが体から離れた状態で、背面液晶を見ながらでしたが、レンズの質量が575gと軽量なため、腕が震えることなく撮影ができました。
ボディとの組み合わせでも約1kg程度ですので、移動時の体の負担の軽減できます。
移動中、ネコと遭遇しました。
過去に動物と遭遇した時に望遠レンズがなくてしっかり撮影できないことが多々ありました。
しかし、このレンズは200mmまでズームすることが出来るので、今回はネコをしっかりと撮影することが出来ました。
画質に関しても申し分なく、特にピント面はしっかりシャープな写りです。
また、動物瞳AFも使用が可能です。
人に慣れているのか、カメラを向けても逃げないでくれました。
様々な表情を写真に収められました。
一日を通して使用をしましたが、写りのよさや便利さを存分に感じました。
色々なシーンで大きく活躍してくれる便利な高倍率ズームレンズで、おすすめの1本です。