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【TAMRON】11-20mm F2.8 DiIII-A RXD B060S【外観写真】

【TAMRON】11-20mm F2.8 DiIII-A RXD B060S【外観写真】

2021年6月24日「TAMRON 11-20mm F2.8 DiIII-A RXD B060S(ソニーE用/APS-C専用)」が発売しました。

APS-Cサイズミラーレス用ソニーEマウントの超広角ズームとして、世界初の大口径F2.8を実現したレンズです。
タムロンはフルサイズ用のレンズを多く製造していますが、最近では大人気の「17-70mm F2.8 DiIII-A VC RXD B070S 」など、APS-C機用のレンズも徐々に増えてきました。
今回は要望の高かった超広角の大口径レンズです。

大口径F2.8でありながら小型なため、コンパクトなAPS-Cサイズミラーレスカメラボディとのバランスもよく、普段使いの超広角ズームとして非常に適したレンズです。
絞り値がズームしても不変なため、動画撮影でも光量が変わることなく安定した露出を得られるところも大きなメリットです。
また、広角側11mmでは最短撮影距離0.15m、最大撮影倍率1:4と驚異的な近接撮影能力を実現しており、超広角ならではの大胆なマクロ撮影も可能となっています。

男性の手に収まるサイズ感は、大口径超広角とは思えない大きさ。もちろん手が小さなユーザーにもしっかりフィットするサイズ感なので、長時間使用しても疲れを感じにくいかと思います。
外装はマット感のあるサラっとした感触で、心地よく使用が出来ます。

レンズは屋外での撮影を考慮して簡易防滴構造や防汚コートを採用。
フィルター径は先に挙げた「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD(Model B070)」や、フルサイズミラーレス用レンズシリーズの多くと共通のφ67mm。
特に超広角レンズで多用するC-PL偏光フィルターやNDフィルターは価格帯が高いものが多いので、共有でフィルターを活用できるのはポイントが高いです。

細かい点ではありますが、マウント部(内側)の塗装もマット仕様になっており、反射防止処理がされていました。
フレアの発生原因は色々な要因がありますが、代表的なレンズ表面の反射以外にも、実はセンサーに到達した光がセンサー表面で一度反射し、その光がレンズ内で乱反射することでフレアが生じてしまうことがあります。
そのような光もしっかりと吸収してくれるマット加工は、特に広角レンズにおいて非常に重要なポイントのように感じます。

フードは花形タイプでレンズ本体と同じ質感となっており、一体感、高級感を感じさせます。

大口径にもかかわらず、全体的にまとまりの良いデザインと小型軽量の本レンズ。
新しい超広角の定番レンズになりそうです。これからの夏の季節、是非使い倒してみたい一本です。

[ Category:etc. SONY TAMRON | 掲載日時:21年06月24日 11時00分 ]

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