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【Voigtlander】×E-mount ”APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical”

【Voigtlander】×E-mount ”APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical”

世界最古の光学メーカーVoigtlanderと、デジタル一眼カメラの最先端を走り続けるSONY。このブログでは、ソニー Eマウント用フォクトレンダーレンズをひとつずつご紹介していきます。

今回はVoigtlanderAPO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical E-mount

2021年4月発売、高性能を謳うアポランターの称号を持つマニュアルフォーカスの準広角の本レンズは軸上色収差をはじめとした各収差を徹底的に排除し、抜群の解像力をコンパクトに収めています。

ボディは6100万画素を備えた高画素機、SONY α7RIVです。

このブログが公開される頃こそちょうど紅葉の見頃だったかもしれません。

11月上旬、少し賭けのような気持ちも抱えながら秋の景色を求めて立川にある国営昭和記念公園を訪れました。

到着してからまず向かった「かたらいのイチョウ並木」。黄金のトンネルを期待しましたがやはりまだまだ緑も多く残っていました。

とは言え、全長約300mに98本もの大木が並ぶ圧巻の光景。

上を見上げるだけではなく、道にゆらゆらとできる影も心地よく感じます。

手が届く位置にあるイチョウに近づいてみます。最短撮影距離は35cmです。

ぐるぐると流れるような特徴的なボケがわずかに見受けられますが、オールドレンズライクな写りをするVoigtlanderらしい1枚だと思います。

 

 

日本庭園に向かうと、あちこちに並ぶたくさんの和傘。夜に行われているイベントでライトアップされるそう。

園内の広さを甘く見ていた筆者はこの辺りで疲れを感じ始めていたのですが、可愛らしい光景を見て疲労が回復しました。

軽やかな音する方を見ると風鈴が並んでおりました。もうすっかり秋でしたが、夏の景色を恋しくなったりもしました。

風の吹くタイミングを見計らいカメラを構える人々に混ざって、1枚。

しっとりとしたコントラストの高い色の描写が、風鈴の外見の質感とよくマッチしています。

清池軒という名の休息棟から。

ここから見える景色は国営昭和記念公園の中でも指折りのフォトスポットなのではないでしょうか。

広大な園内を歩いた人々がほっと一息つける空間、カメラを構える人、写生をする人、ただぼんやりと外の景色を見つめる人。その場を流れる時間ごと写し出してくれるように、雰囲気たっぷりに捉えてくれます。

棟の外の景色へとピントを合わせていますが、境目を柔らかくぼかすようななめらかな前ボケが好みです。

いかがだったでしょうか。

35mmという日常を切り取るのに最適な馴染みのある焦点距離でありながら、どんな景色も特別にしてくれるレンズでした。

さすが、アポランター。

種類豊富な35mmのEマウントレンズですが、ぜひ候補のひとつに入れてみてください。

 

 

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. SONY | 掲載日時:22年11月23日 15時50分 ]

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