【ZV-E10発売記念】マスト・バイ・レンズ~SIGMA C 30mm F1.4 DC DN編~
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自在に、シネマティック。レンズ交換式VlogCam。
2021年9月17日、APS-Cセンサーを搭載したレンズ交換式ミラーレス一眼カメラ「ZV-E10」が発売となりました。
今回は発売を記念し、我々カメラ専門店MapCameraのSONYコーナー担当スタッフがZV-E10をオススメレンズと組み合わせて各々自由に撮影を行ってもらいました。
それらをレンズ毎、作例と共にお送りいたしますので是非レンズ選びの参考にしてみてください。
今回の記事で6回目の投稿を迎えましたが、前回に引き続きSIGMA製レンズのご紹介です。
著者がオススメするレンズは、「SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN」。
2016年に発売されたAPS-C専用の標準単焦点レンズ(フルサイズ換算 45mm)です。
開放F1.4の浅い被写界深度により、フルサイズ一眼さながらのボケを生かした画作りを楽しめることはもちろんのこと、フォーカス群の設計は動画撮影時の快適なAFを実現するために考慮されており、ZV-E10の用途にも合致しております。
今回はZV-E10に本レンズを装着し、友人の営む定食屋の風景を撮影致しました。
まずはこちらの動画をご覧ください。
今回の動画は16:9で撮影した後にレターボックスを用いてアスペクト比を調整しております。
ここから先は、ご覧いただいた動画の切り出しを用いてご紹介致します。
オープン前の風景から撮影をさせて頂きました。
ビストロダイニングとしてディナータイムに営業されているお店を間借りし、ランチタイムに営業している友人。
オープンの約2時間前に出勤し、当日のランチメニューを仕込みます。
「毎日食べたくなるような日常のごはん」を意識し、メニューは日替わりで2種類から選べるようになっております。
この日のメニューは「蓮根のはさみ揚げ」と「キーママサラカレー」、どちらにしようか迷います。
蓮根を切る心地良い音が店内に響きます。
挽肉は豚肉を使用し、アクセントに大葉が入っておりました。大葉の爽やかな香りが食欲をそそります。
仕込みの段階はここまで。ご注文をいただいてから一人前ずつ丁寧に揚げるとの事。
今回の撮影は手持ちでアクティブ手振れ補正をONに設定し撮影しております。
アクティブ手振れ補正をONにした場合は画角がクロップ(1.44倍)される為、フルサイズ換算で約65mm程度の画角となります。
こちらはキーママサラカレーの仕込み風景。
食材のたまねぎに名前が書いてありました。間借りで営業している為、オーナーさんの食材と間違えないようにとの事。
スパイスは目分量で投入し、味見をしながら微調整しているようです。
馴染みのある黄色い缶を取り出した友人、蓋を開けるとたくさんの小鉢が入っておりました。
食器類も自ら用意している為、手頃なサイズのこの缶は重宝しているようです。これも間借りならではの光景。
選りすぐりの小石、何に使うのかと思いきや箸置きとして使われておりました。
メニュー表は毎日手書きで書いているようです。
「ごはん大盛り + ¥0」
「開放F値 F1.4 」
うん、どちらも良い響きの言葉です。
看板はお店の名前と先程の手書きのメニューを貼っただけのシンプルな構成。
お店の名前も至ってシンプル、”地下”のお店を間借りしているから”チシタ”だそうです。
午前11時、開店の時間となりました。
撮影しながらもどちらを食べようか迷っていた著者、カレーのスパイスの香りに誘われながらも今回は蓮根のはさみ揚げをチョイス。
今回の撮影では本体内蔵マイクを使用しております。油の跳ねる音もしっかりと収録できました。
本体重量265gの本レンズは、ZV-E10とのバランスも良くとてもコンパクト。
コンパクトなセッティングはハンドリングもしやすく、長時間の撮影も苦に感じませんでした。
加えて開放F1.4の明るいレンズは、ZV-E10の映像表現の幅をより一層広げてくれました。
中古でも3万円程度(2021年10月中旬時点)で開放F1.4の本レンズは、鞄に忍ばせておく2本目のレンズとして最適なレンズだと感じました。
ZV-E10ユーザーの皆様、次の一本にこちらはいかがでしょうか。