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カメラがあるから夏が楽しい!~夏雲編~

カメラがあるから夏が楽しい!~夏雲編~

マップカメラの29周年創業祭もいよいよ終盤!
同時に夏の終わりも近づいてきました。
本ブログでは「コレがあるから夏がさらに楽しい!」というテーマをもとに、スタッフ一押しの夏の楽しみ方をご紹介いたします!

【夏雲があるからもっと楽しい!】

季節の移ろいを鋭敏に察知できる眼を持ちたい。と、そう意識せずとも気がつくことができる人間でありたいのですが、雑踏で生きていくうえでそれは容易なことではありません。今朝はいつも朝飲むアイスコーヒーの氷が溶けにくくなっていることに気がつきました。天気予報を見て最高、最低気温を確認してもそれほど気にしない数度の変化を、まだ角が残る冷たさは知っていたようです。

季節や気候の変化と言えば、私のような素人にも分かりやすい筆頭として雲が挙げられます。思えば小学校の席替えも誰の隣になるか、先生に近いか遠いかより優先して、窓側の席で空の雲が見えるかどうかに一喜一憂していたことを思い出しました。教室の一番前の窓際、念願の空も見え、意外と教壇から見えづらいその席で過ごす学期は秘密基地のような居心地の良さで成績はやや下り調子。人間、それから20年経とうがあまり変わらず、ふとした時に空を見上げられる1階Leica boutiqueに立っている時間がより自分らしく生きられている気がしています。唯一変わったことと言えば、いくら居心地がよくてもちゃんと仕事ができるようになったことでしょうか、最低限必要な進化は遂げました。安心してご来店ください。

夏の雲は心を高揚させる力があります。輪郭がはっきりとした、固く泡立てた生クリームみたいな、発達に発達を感じる積乱雲は特に。
夏の描写に用いられる、遠く海の上や田園の先に浮かぶそれを東京から見つけることは容易ではないですが片鱗は見て取れます。どうせ見つけるたびにカメラを持っていなかった後悔で押しつぶされるので、近年ではどんな日でも、特に夏はカメラを持ち歩くのが日課。今年もたくさん出会うことができました。炎天下、「うおー夏だ!」そう言って雲へカメラを向け続ける私に妻はややうんざりしているかもしれません。

さて、暗い影を落とす雨雲もまた夏の風物詩。正直、夏の雲をただ眺めるのが好きなのか、コロコロと移り変わる天候が好きがゆえにその前兆を感じられる雲を好きになったのかは定かではありません。卵が先か鶏が先か、雲が先かにわか雨が先か。いずれにしても貴重な夏の体験。傘とカメラだけを引っ提げていざあの雲の下へ。

きっと近年の雨雲レーダーは精度も上がっていることと想像しますが、おかげではっきりと見て取れる真っ赤な雲の進路。いざぶつからんとする駅で途中下車なんてことも私の夏には多い話です。フッと、針が綿を通すように鋭く切り込んだ冷気。源に目をやれば濃い灰色の景色そしてスマートウォッチにいよいよにわか雨のアラームが。大いなるものの到来を知る、えも言えぬあの感覚の虜に。

こういったにわか雨はその名前の通り「にわかに降り始めては止む」事が特徴です。雨の後に比較的すぐスッキリと晴れて日差しを受けられることが気持ち良さに繋がると思っています。夏の暑さが少しずつ落ち着く気配を見せてはいますが、夏雲、にわか雨はまだまだ続くのが例年の体感。くれぐれもご自身の安全には気を配った上で楽しんでみてください。ちょっと予定が遅れるとしても雲にカメラを向ける時間も、雨宿りをしながら一休みする時間も大切な夏の枕詞。見逃さぬよう、是非カメラと一緒にお過ごしください。

・・・

夏の楽しみ方は十人十色。次回の更新もお楽しみに!

[ Category:etc. Leica | 掲載日時:23年08月28日 16時12分 ]

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