【Voigtlander】クリスマスイルミネーションを楽しむ
12月25日はクリスマス。
子どもの頃は、朝目が覚めると枕元にサンタさんからのプレゼントが置いてあったのが嬉しかった思い出です。
大人になり、働き始めるとクリスマスも気を抜くとあっという間に終わってしまいそうです。
クリスマス気分を高めるべく、クリスマスイルミネーションを見にいきました。
選んだカメラはいつものNikon Z5、レンズはVoigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalです。
使う人が口をそろえて「良い」というレンズ。一度使ってみたかったので良い機会と思い使ってみることにしました。
このレンズは今年の11月にNikon Zマウント用でも発売されましたが、今回はあえてEマウント用。
Zマウント用も気になりますが、まずは元々販売されていたEマウントを使ってみたかったからという理由と、
EマウントレンズとZボディ用のマウントアダプターがあることに驚き使ってみたかったからです。
レンズをつけてみると中々の重厚感。
少し重さはありますが、その重さも心地良いです。
連なるリースや背景の光が見事な玉ボケになっています。
光の灯されたランタンが輝きます。
かつてこの地を訪れた宣教師が、クリスマスにランタンで街を照らして人々の幸せを祈ったことが由来だそうです。
遠くでウエディングフォトを撮っていました。
幸せをおすそ分けしてもらったような気持ちです。
イルミネーション、というと様々な色の光で彩るというイメージがありましたがオレンジの優しい光一色も良いなと思います。
ランタンがツリーのように吊るされていました。
幻想的な雰囲気は残しながらも一つ一つのランタンの描写は現代的です。
65mmのレンズはほとんど使ったことがありませんでしたが、思っていたよりも50mmの標準レンズのように使いやすい画角です。
これまでの写真のように、広めに撮影することも、この写真のようにツリーの一部をフォーカスして撮影することも出来ます。
こうしてみても、はっきりちゃんと写るレンズだと思います。
雨は夕方過ぎに雪へと変わりました。
私にとっては今年初めての雪です。
カメラを持つ手がかじかみ、マニュアルでフォーカスを合わせるのが難しくなってきました。
ランタンに近づいて一枚写真を撮りましたが、うっすらと周囲の草に雪が積もり始めています。
このレンズを使いながら、くせのないレンズだと思いました。
収差が気になる、ということやボケに癖がある、色味が少し特徴的、ということもありません。
見たままを高い解像度で写してくれます。
優等生レンズです。
中心にある、大きなツリーには人が集まっていました。
ツリーの眩い光から幸せがほのぼの広がっていくかのようで、皆幸せそうでした。
私もいつものボディと「良い」レンズと一緒に幸せなクリスマスになりました。
▼Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalに待望のZマウントも登場しました▼