2021年の夏、私たちMapCameraは27周年を迎えます。
これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。
今年はマップカメラで働くスタッフ一人一人が、27周年にちなみ「○○と、つながる」というテーマでバトンを“(27)つな”ぐことに。

「屈指のカメラ好き」は数居れど、撮るもの、撮る目的は十人十色、否、百人百色とも言えるほどに多様であるはず。
夏休みを思い出すような思い出の毎日から、少しずつお時間を拝借いたしまして「カメラが人とモノを繋ぐ様」をご覧いただこうと思います。

ファインダー越しと表現される世界は隔たれているわけではなく「繋がっている」という事を実感していただけたのなら私たちも嬉しい限り。
個性派揃いの全45回、今夏のお供にどうぞ。

第7回「スポーツと、つながる」

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本日7月23日は『スポーツの日』

ご覧いただいた通り、筆者がつながっているのは『ラグビー』
チームには家族のような結束力が必要とされ、
スクラムやモールといった文字通りつながるプレーも存在します。

ユニフォーム、言わば布一枚纏っただけの大男たちが全力でぶつかり合い楕円球を奪い合う
流血など日常茶飯事、衝突する時の音や背中から立ち昇る湯気、
同じ人間がしていることとは思えないからこそ強く惹かれてしまうのでしょう。

どんなに激しいタックルを浴びても、全力で掴みかかられても、
ノーサイドの笛が鳴れば互いの健闘を称え合う。
紳士のスポーツと呼ばれるその精神性には畏敬の念を抱くほかありません。

筆者にとって『ラグビー』は、スポーツ競技の一種というだけでなく
「世界と自分をつないでくれる存在」でもあります。
自分の写真を必要としてくれる人がいる、喜んでくれる選手がいる、
こんなにも幸せなことはありません。

「ラグビーと、つながる」ではなく「ラグビーで、つながる」
ラグビーを通して出会った沢山の人々とのつながりに感謝して、
今後も撮影を続けていこうと考えています。

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Canon 1D X Mark II x EF400mm F2.8L IS II USM x SIRUI P-306

撮影に使用する機材について

社会人となり学生時代から憧れていたフラグシップ機と通称ヨンニッパを購入。
使い心地・所有する喜びともに素晴らしく、これ以上望むものはありません。

しかし、美しさよりも熱さ・激しさをテーマにセレクトを進めた結果
今回掲載した写真のほとんどは学生時代に「Canon 1D Mark IV x EF400mm F5.6L USM」で撮影したものとなりました。

トーンカーブをいじり過ぎていたり、ノイズが強かったり
粗が目立つ写真が多いですが、シャッターチャンスに飢えていたあの頃の自分を思い出しハッとさせられます。

全45回、様々なスタッフがつなぐ本連載
次回もお楽しみに。