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宙と、つながる

2021年の夏、私たちMapCameraは27周年を迎えました。
これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。
今年はマップカメラで働くスタッフ一人一人が、27周年にちなみ「○○と、つながる」というテーマでバトンを“(27)つな”ぐことに。

「屈指のカメラ好き」は数居れど、撮るもの、撮る目的は十人十色、否、百人百色とも言えるほどに多様であるはず。
夏休みを思い出すような思い出の毎日から、少しずつお時間を拝借いたしまして「カメラが人とモノを繋ぐ様」をご覧いただこうと思います。

ファインダー越しと表現される世界は隔たれているわけではなく「繋がっている」という事を実感していただけたのなら私たちも嬉しい限り。
個性派揃いの全45回、今夏のお供にどうぞ。

第29回「宙と、つながる」

 

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好きと、つながる。
今回は「宙(ソラ)」です。
そらといっても雲がある空(ソラ)ではなく、そのさらにずっと向こうの宇宙の宙(ソラ)のお話。

私は小さい頃から生き物や自然が好きで、キャンプなどで大人のコーヒータイムに交じって星を眺めるということをよくしていました。

それから時間が経過して、生物学を専攻するようになるのですが、天文学は物理学が苦手で馴染めませんでした。
星が好きといっても、天体の動きや現象の観測、法則の発見をするのではなく、ただただ星を眺めている時間が好きなのだと気付かされます。

そして約十年前。
「年一番の流星群を見るなら、日本の一番高い場所、「富士山」から見よう」ということになり、当時使っていたコンパクトデジタルカメラを持って富士山を登頂しました。
その年は当たり年で、場所やコンディションも良かったことからかなりの流星を見ることができました
それまでは眺めるだけだった星空を、せっかくだから収めようと持ってきたコンパクトデジタルカメラ。
しかしその当時、カメラのことは詳しくなく露光設定ができなかったり三脚を持っていかなかったりと写真は残念な結果となってしまいました。

明るくなってきてようやく撮影することができたコンパクトデジタルカメラでの写真。
それをきっかけに初めて一眼レフカメラを買い、星空撮影へとハマったのでした。

私の撮影スタイルは基本放置型。
カメラに触っている時間はわずかで、初めに露光設定やピント調整を行ったら、後はレリーズで自動的にシャッターを切って放置。
私はその傍らで、寝そべって星空を眺めるか、チェアに座ってくつろいでいます。

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初めて一眼カメラを買ってそこから機種替えなどを行い、今ではミラーレス一眼を主に使用しています。
一眼レフで星空の撮影となるとファインダーで撮影は行わず、ライブビュー撮影でのピント合わせや露光調整が基本となります。

一方、ミラーレス一眼はライブビューやEVFでの撮影を主としており、機種によっては星空用のAFが備わっていたり、長時間露光用の機能なども備えるようになりました。

一眼レフはNikonの「D750」とTamronの「SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N」を一番長く使用していました
D750は星空だけでなく日中の撮影から旅行まで一台で何でもこなせるオールラウンダーでした。

そこから同じくNikonのミラーレス一眼「Z6II」と「NIKKOR Z 20mm F1.8 S」へと移っていきました。
USB給電ができたり、シャッターショックを気にしないサイレント撮影ができたりと、今ではレフ機に戻れないぐらい愛着を持っています。
また「NIKKOR Z 20mm F1.8 S」も開放から非常にシャープで、このレンズを使うためにZボディを使っているといっても過言ではないほど非常に使い勝手のいいレンズです。

星を撮るものとしてはNikonの「D810A」やCanonの「EOS Ra」も気になる存在です。

さて気が付けば、空が白み始めてきました。
太陽にバトンタッチして、宙はおやすみの時間です。

 

ご覧いただきありがとうございました。

全45回、様々なスタッフがつなぐ本連載。
次回もお楽しみに。

↓本記事に登場した機材はこちら↓


↓Nikon 「D750」とTamron 「SP 15-30mm F2.8 Di VC USD/Model A012N」の後継機種はこちら↓









[ Category:etc. | 掲載日時:21年08月15日 15時00分 ]

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