懐かしの 二眼レフは、いかがですか?!
『緊急事態宣言』が一部で解除されたとはいえ、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
カメラを持って遠くへお出かけ! というのは、もう少し先になりそうです。
でも、また平穏な日々が戻ったら、さて何処に何を撮りにいこうかと今から行く先を考えている人も多いはず。
そして、その時にお伴にするカメラは? これまた悩ましいところです。
最新のカメラとレンズを駆使して高画質な写真を思う存分撮るのも良いですが、ちょっと古いフィルムカメラで1枚1枚じっくり撮るのも乙ではないでしょうか。
Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
例えばこんなレトロな佇まいの、そう、二眼レフカメラはいかがですか?!
「二眼レフ = ローライ」と言われるように、二眼レフカメラの祖である「ローライフレックス(ローライフレックス・オリジナル)」が登場したのは1929年。
原型になったのは、当時流行していたレンズを横に3つ並べたステレオカメラ。そこからレンズを1つ除き、下に撮影レンズ、上にフォーカスレンズを配する形で縦型に置き換えて二眼レフカメラとなりました。
以来、その独特の風貌は変わらないまま、機能面・描写力に様々な改良と進化を遂げ、最高傑作と言われる「ローライフレックス3.5F」(1958)、「ローライフレックス2.8F」(1960)のFシリーズから、最終バージョンである「ローライフレックス2.8FX」(2001)まで長きにわたって存在してきました。
極めてシンプルな構造ゆえ、ローライ以外にも様々なメーカーの二眼レフカメラが存在しましたが、ローライ二眼レフは常にそれらのトップに君臨するカメラでした。
工芸品にもたとえられるような完成した美しいフォルムや、静かなシャッター音、ファインダーを上からのぞき込む撮影スタイルは、撮る者は勿論、撮られる側にも威圧感を与えず優雅な印象さえ醸し出します。
こんなカメラを旅のお伴に連れ出せば、世界はきっと今までと違って見えるはず。
Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8)
Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
Rolleiflex 2.8F (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8)
平穏な日常に感謝の意を表すように、被写体の前でお辞儀をし、静かにシャッターを押す。 こんなスタイルのカメラはどうでしょう?