週刊カメラーズ・ハイ!第15回『ロマン感じるバルナック』
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┃週刊カメラーズ・ハイ!第15回『ロマン感じるバルナック』
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バルナックライカってなに?
そう思う方もいらっしゃると思います。
そんな方のためにざっくりご紹介しましょう。
始まりは1913年に作られた「ウルライカ」。
「ウルライカ」とは・・・?
大判や中判フィルムが一般的だった当時のスチルカメラをなんとか小型化する為に
ドイツで光学機器を作っていた会社に在籍していた優秀な技術者、オスカーバルナック氏が試行錯誤を重ね作り上げた、
35mmの映画用ロールフィルムを映画2コマぶんの24×36mmで使用する試作機。
そこからさらに試作を重ねて1930年に発売されたのがレンズ交換式バルナックライカ。
当時の価格は、なんと、このカメラ1台で家一軒が建つほど。
高嶺の花とはまさにこの事・・・
一般庶民にとって高嶺の花として君臨するのと同時に、名だたる写真家や新聞社も色々な場面を記録するのに使用しました。
きっとこのカメラもレンズを通していろんな歴史を見てきたんだろうな。
どんな事見てきたのかなーと思うとロマンを感じます。
それにいろんな芸術写真も撮ってるのかなと想像すると写真がうまくなるご利益がありそうです。
ですが70年前のカメラなので・・・当然と言えばそうなんですが
最新のデジタルカメラとは違いオートフォーカスもないし
絞り優先モードも、ISOオートもなにもない。
でもゆっくり考えてじっくり撮影ができる。
使ってるとなんだか写真が上手になった気がします。
真夏にじっくり撮影してると熱中症の原因になるのでしっかり水分補給をしてくださいね。