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銀塩写真列伝 Escura ノルディックカラーフィルム編

銀塩写真列伝 Escura ノルディックカラーフィルム編

皆様、フィルムはお好きでしょうか。

筆者はフィルム写真を始めたとき、このフィルムはどんな写りをするのだろう、と雑誌やネット記事等いろんなものを読み漁りました。
好みのものを見つけては試写し、前回使ったものとここが違うと一喜一憂したり、大変楽しかった覚えがあります。
「銀塩写真列伝」ではそんなフィルムに焦点を当て、各フィルムの特徴などを写真とともに紹介し、フィルム選びの助けとなることを目指しています。
まとめて読みたいという方はこちらから!

久しぶりにはなりますが、今回は国内数量限定生産のEscura ノルディックカラーフィルムをご紹介したいと思います。
まずはパッケージから。

北欧風のタッチにより快適でさわやかな印象を与えるネガカラーフイルムとのことでパッケージのデザインにも北欧風の建築があしらわれています。

C-41で現像できるフィルムなのでほとんどのフィルム現像を請け負っているお店で現像が可能、ISO感度は使いやすい400で24+6枚の30枚撮りフィルムです。
36枚撮りはちょっと多いかもという時にちょうど良い枚数だと思います。

さて、早速写真をご紹介したいと思います。
使用したカメラとレンズはLeica M4とVoigtlander HELIAR 50mm F2です。

新木場駅から奥にかすむ工場の煙突が見えました。
その手前は夢の島公園の植物園、更に手前には緑が茂ります。
寒色系の優しい色合いのフィルムであるという第一印象を受けました。

暗部は青みがかった風合いになる傾向を感じました。
現在販売終了となってしまったFUJIFILM PRO 400Hがお好きだったという方にはおすすめしたいフィルムです。

スキャン後少し端をトリミングした写真です。
霞がかかったような幻想的なビルたちがきれいです。
現在生産されているフィルムには粒状感を感じさせないほど高精細なものも存在しますが、ノルディックカラーはどちらかというと粒状感を感じるタイプのフィルムでした。
うまくお伝えできれば良いのですが、「ザ・フィルム感」が必要なエモーショナルなシーンに合わせて使いたいなと感じます。

心の底から涼を欲しているからか、じめじめしたこの時期には自然と青いものを探してしまいます。
棒アイス、海、紫陽花さえも涼やかな気持ちにしてくれます。

最近は熱さでドライフラワーの様になってしまっていますが、この頃は元気に咲き誇っていました。

水面も涼しげに見えます。
白から青にかけての発色がきれいだと感じました。

乾杯。この時のために生きているという方も多いのではないでしょうか。
筆者もそのうちの一人です。
一日の終わりに仲間と酌み交わすのはまさに最高の瞬間。そんな一瞬に遭遇できたのは幸運なことだと感じシャッターを切りました。

芝の緑の色合いはきつい感じがなくやさしげ、どんなシーンでも映える色合いです。

お散歩や旅行など素敵だと感じた瞬間を切り撮るのにちょうど良い雰囲気を出してくれるフィルムだと感じました。
今回はレンジファインダーカメラを持ち出してじっくりと撮影したのですが、コンパクトフィルムカメラなどに詰めて手軽にスナップ写真を撮影するのも楽しそうです。

今回はノルディックカラーをご紹介しました。
暖かさがありつつも独特のさわやかな色合いで、これからフィルムを始める方にもいつもとは趣向を変えて撮影してみたい方にもおすすめのフィルムです。
ぜひお試しあれ。

 

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[ Category:etc. Leica | 掲載日時:23年07月23日 14時01分 ]

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