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銀塩写真列伝 Rollei  RPX 100編

銀塩写真列伝 Rollei RPX 100編

銀塩写真列伝 Rollei RPX 100編

 

皆様、フィルムはお好きでしょうか。

筆者はフィルム写真を始めたとき、このフィルムはどんな写りをするのだろう。と雑誌やネット記事等いろんなものを読み漁りました。
好みのものを見つけては試写し、前回使ったものとここが違うと一喜一憂したりと大変楽しかった覚えがあります。
「銀塩写真列伝」ではそんなフィルムに焦点を当て、各フィルムの特徴などを作例とともに紹介し、フィルム選びの助けとなることを目指しています。

世の中には期限の切れたフィルムを含めたくさんのフィルムがありますが、今回の連載ではマップカメラでお求めいただけるものに焦点を当てご紹介したいと思います。

フィルム入門の方も、すでにお使いの方も楽しんでいただければ幸いです。

 

・・・

 

今回ご紹介するのはモノクロフィルムです。
デジタルカメラでもモノクロ機能を使用することができますが、フィルムで撮影するとひと味違ったものになります。
Rollei RPX 100はパンクロマティックのモノクロフィルムです。
パンクロマティックとは全整色性のフィルムであるということ、つまりどの色の光もモノクロで表現ができるということです。
パンクロマティックの他にもRollei Ortho 25などの赤色の光を表現することが出来ないオルソクロマチックフィルムなどもありますが、このフィルムでは目に見える光全てをモノクロに映し出すことが出来ます。
それでは実際に写真をご紹介したいと思います。

今回はCONTAX T3で撮影しました。
搭載されているSonnar 35mm F2.8は非常にシャープなレンズでモノクロフィルムとの相性も良いと感じました。
フィルム独特の階調、粒状感、滑らかなトーンは何物にも代えがたいものがあります。
締まった黒がとても綺麗です。

今回は散歩をしながら撮影をしました。
ふらっとひとりで目的もなく歩くのが好きです。
新たな発見をすることができたり、気にも留めていなかったことが案外素敵なものだったりします。
何気ないマンションもモノクロで撮影するとクールな印象になりました。

反射したミラーで一枚。
ISO100のモノクロフィルムと言えば現在販売されているものとしてはFUJIFILM ネオパン 100 ACROS IIなどがありますが、RPX100はそれに比べて少し粒状感があるように感じます。
この少しざらついた雰囲気も魅力のひとつだと思います。

生い茂っているのはアロエでしょうか…。
茂る根元のシャッターの奥には何が眠るのか、思いを馳せながら歩きます。
コンパクトフィルムカメラとの組み合わせはスナップに最適です。

ビルの格子のような模様もしっかりと描写されています。
背の小さいビルやマンションがひしめき合って並んでいるのを見ると東京にいるなと感じます。

植え込みに桜の花が、いや梅、はたまた桃…?
花びらが丸いものが梅、尖っていたら桃、ハートのような形が桜と見分けることができるそうです。
先が割れているのでこれは桜でしょうか…。
散歩先で見つけた花の名前を調べるのも楽しいひと時です。

煙突のような部分に笹が生い茂っています。
なぜこのような事になったのか考えながら写真を撮るのも楽しいものです。
右下の生垣も黒つぶれなく、葉のディティールもしっかりと描写されています。

今回はRollei RPX 100とCONTAX T3で撮影してみました。
初心者の方でも手軽に奥の深いモノクロの世界を楽しめます。
初めての方も、他のモノクロフィルムをお使いの方も楽しめるフィルムであると思います。
ぜひ鞄へ1つ忍ばせてみてはいかがでしょうか。

[ Category:etc. | 掲載日時:21年03月22日 18時20分 ]
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