【マップカメラ情報】「カメラの日」 ~OLYMPUS フラッグシップ機を辿る E-3~
2号店3階からは前回の「E-1」に続き「E-3」をご紹介します。
「E-3」はオリンパス E-1以来のオリンパスE-システムのフラグシップ機です。
11点の測距点を全て十字型のクロスセンサーとし、また2列を半画素ずつずらす千鳥配置にしており
2007年11月当時、ズイコーデジタルED12-60mmF2.8-4.0SWDを装着した場合
世界最速オートフォーカスを達成しています。
撮像センサーは従来のLive MOSからハイスピードLiveMOSに変更されています。
以前との違いはダイナミックレンジが広い、読み出し速度の向上などが挙げられます。
また背面液晶はオリンパス E-330以来の可動液晶で上下だけでなく
パナソニック・ルミックスDMC-L10と同じ2軸回転方式になっています。
撮像素子が相対的に小さいため長い間フォーサーズの弱点とされていたファインダーの小ささ、見えにくさが
大型ペンタプリズムの採用等で視野率100%、倍率1.15倍と改善されています(ただし視野率はE-1で100%を達成している)。
防塵・防滴ボディを採用しフレームもチクソモールド方式によるマグネシウム合金の採用など苛酷な環境での信頼性も追求しています。
名称がE-2ではなくE-3なのはE-1とE-3の間にもう1機種存在するべきで
2機種分の進化をしているためとしているそうです。
マップカメラ2号店3階
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