【マップカメラ情報】「CP+2013」見学レポート その2
Xの文字が燦然と輝く『FUJIFUILM』ブース。今回出品される中でも期待されている方が多いのではないでしょうか。
FUJIFUILMのXシリーズも、ついにこのラインナップ、バリエーションを誇るまでになりました。高品質で持つ喜びを味わえ、写真の仕上がりも実に美しい。『FUJIFUILM』の看板ブランドとしてしっかりと定着しています。
その中で、今回刷新が発表されたのがこの2機種。『X20』と『X100S』です。外観は先代と大きな変化は無く、少々意外な感がありますが「外観ではなく中身のブラッシュアップに力を注ぎました。操作性や描写力に細かい改良を加える事で、更に完成度を増したモデルに仕上がっています」と『FUJIFUILM』の方に伺った言葉通り、実際に手にすると機敏なその動作に驚きます。
『S』の字が輝く軍艦部です。一見それだけの変化に見えますが、AFスピードや各種操作への反応は本当に素早く俊敏に。ピントの止まりも良く、より美しくなった内蔵EVFの画像と相まってその進化をしっかりと実感できました。
こちらが今回内蔵のフォーカスアシスト。ピントピーキングとクローズアップの他にレンジファインダー機の二重像合致の様なこのピントフォーカスが加わりました。背面液晶でももちろん見やすいのですが、内蔵EVFで使用するとデジタルレンジファインダーと言った形でこれは楽しい!実用面でもピントピークをしっかりと把握できるので、ぜひ撮影で実際に使用してみたい機能です。
こちらがピントピーキング。通常多いピントピークに色がつくものではなく、白く輪郭線が光る様なピーキングが独特です。
画像が見にくく恐縮ですが、『X20』には絞りやシャッタースピード、ピント合焦を教えてくれるファインダー内液晶が装備されました。ピントが合った場合は緑で、合わなかった場合は赤で表示がなされます。
よりスピーディに、より磨きのかかった『X100S』。
描写力とスペックをブラッシュアップした『X20』。
どちらも実に魅力的なモデルに仕上がっています!
おや?これは…
XマウントのZEISSレンズ、『Planar 32mm/f1.8』と『Distagon 12mm/f2.8』!こちらも発売が待ち遠しいレンズです!
フィルム機もまだまだ現役です!『KLASSE』や『GF670』シリーズもしっかりと展示しておりました。
『X100S』『X20』のタッチ・アンド・トライコーナーは長蛇の列。皆様の期待の高さが伺えます。さっと使用した感覚でもその進化を感じられた2機種。発売が楽しみです!
キャノンブースも大いに盛り上がっております!
映像から一眼、ミラーレス、コンパクトからプリント出力に至るキャノンのシステムが一同に。こうして見るとその裾野の広さに改めて驚かされます。
望遠レンズの体験コーナーも大盛況!普段なかなか使用できない長玉を存分に試せます。
海外で先行発表された『PowerShot N』も展示。大人気でタッチコーナーでもなかなか触れないほどですから、その注目度の高さが感じられます。
『シネマイオス・システム』も、大きくスペースをとって展示されていました。
業務用途で目にする事が多くなってきた『シネマイオス・システム』。人が絶える事がありません!実際に撮影された映画についても数多く掲示され、ミニシアターも併設されています。
これは『すばる望遠鏡』の補正光学系との事。巨大な天体望遠鏡にも使用されているのですね!
『PIXUS Pro-1』その他シリーズも大きく展示!そのクオリティについてのプロ写真家の方々の証言や、実際のプリントを見る事が出来ます。撮影から出力まで、トータルにカバーするキャノンのシステムの広がりを感じさせてくれる展示です!