「PHOTONEXT 2014」見学レポート その1
2014年6月17日、東京ビックサイトにてフォトビジネスフェア「PHOTONEXT2014」が開催されました。
主に写真館等へ向けた写真加工ツールがメインの展示会ですが、カメラメーカーの出展も多数あり、
注目の新製品の発売も近いことから、情報収集に見学してきました。
今年もMapTimes編集部では、その様子をお伝えいたします。
まずはキヤノンブースから。


19日に発売される「EF16-35mm F4L IS USM」が一足早くお披露目されました。
ちょうど良いサイジングで使いやすい印象の広角ズームレンスです。広角ズームでは初となる手ブレ補正「IS」が搭載されました。
ファインダーを覗いた感覚では、正直その恩恵を実感する事はできませんでしたが、スタッフの方曰くしっかり効いているとの事。
実際に撮影するのが楽しみな1本です。
 
写真を撮ったらプリントということで、おなじみプリンターのハイエンドシリーズ PIXUS PROシリーズや
オンラインフォトブックサービスが紹介されていました。
CINEMA EOS SYSTEMや動画編集機能もキヤノンならではのラインアップ。
EOS C300 / EOS C100においては、デュアルピクセルCMOS AF追加でAF機能が強化され、
より滑らかで自然なAF動作が可能になったとの事です。
(株)DNPフォトルシオのブースでは中判デジタルカメラからスマートフォン用アクセサリーまで幅広く紹介しています。

「Mamiya Leaf」や「PHASE ONE」が一同に並ぶとショーケース越しでも迫力があります。
新製品の5000万画素CMOSセンサー搭載の「IQ250」やシュナイダーのAFズームレンズ「AF40-80mmF4.0-5.6LS」など
高価な商品はずっと眺めていても飽きません。
 
 
スマートフォンアクセサリーの充実ぶりも見逃せません。
カメラ型のケースや三脚、フィルムケース型のレリーズ、バリエーション豊富なコンバージョンレンズまで色々ありました。
ニコンブースでは3D撮影のデモンストレーションがメインです。

 
機材展示は少なかったものの、カメラグランプリ三冠達成が一際目立っていました。
銀一ブースで目を引いたのが「DOMKE」バッグの新モデルと4K動画を記録する「ATOMOS」です。


DOMKEの新シリーズは今までのイメージを壊さず、先進的なデザインと機能性を兼ね備えています。
従来と比べて動かしやすくなった仕切りや自由に取り付ける事ができるポケットはとても便利。
さらに開閉時のベリベリと音のするマジックテープを無効化させるサイレンサーなど目から鱗の機能が満載です。

ATOMOSからは4K動画を AppleProRes形式で記録する4Kオールインワンポータブルレコーダー「SHOGUN」が紹介されていました。
SONY α7Sの発売を控え4K動画レコーダーはまさに待望の一台です。
他にも従来のフルHDに対応したモデルも充実。データ容量の大きな高画質画像は後の編集作業も考えた保存をしたいものです。
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