【マップカメラ情報】『マップタイムズ 週刊アスキー版 vol.10』の撮影後日談
江ノ島にて
さて、いよいよラス前となりました「マップタイムズ 週刊アスキー版」vol.10は、糸久由佳里さんの登場です。
海辺の女性ポートレート・・・。
ライカ+デジイチ=ライチ!
使用機材は、キヤノン EOS 20Dに、ハンザ マウントアダプター(B)EOS-ライカRを装着し、ライカの一眼レフ用レンズ、
マクロエルマリートR60mm f2.8を取り付けました。
ライカレンズの仕上げの良さは、一目でわかるほど。いつものデジイチが、ふいに緊張感のある風貌へと変化します。
手になじんだデジイチに、とびきりのレンズを付けて、あとはひたすら、モデルの表情を追いかけます。
気持ちを込めて撮る
今回、御意見番のT・T氏からのアドバイスは「描写はライカレンズにまかせて、一瞬の表情を追いかけること」でした。
その一言で、迷いがなくなりました。ファインダーを覗いて、心にくる瞬間にシャッターを切っていきました。
思いがけない愛機の横顔
午後の日差しはまぶしく、露出を人物に合わせると、背景の海はほとんど吹き飛びます。でも、きにしない。
手持ちで感じたままに撮っていくと、しだいに感情が波打ってきました。
ずっと撮っていたいような、ずっと見つめていたいような…。
そんな撮影者に忠実に、キヤノンのデジイチは正確に作動していきます。もちろん、ライカレンズの描写はいい。
それにもまして感じたのは、いつものデジイチが晴れ舞台に連れ出されたとき、本来の性能を発揮するのだということ。
ふだんと違う時間の流れに身を置いた時、カメラもまた、知らなかった横顔を見せてくれます。
そして、こんな一瞬を捉えてくれることも。
今回の使用機材
マクロエルマリートR60mm f2.8 デジタル一眼レフ Canon EOS 20D
じっくりと1枚1枚を大事に撮りたくなるライカレ キヤノン EOSシリーズは、どの機種も高い信頼性と
ンズの味わい。 優しい操作性で人気が高い。
(モデル:糸久由佳里 写真・文:白井明大)