【マップカメラ情報】『マップタイムズ 週刊アスキー版 vol.8』の撮影後日談おまけ
おまけはS3!
実は今回、Nikon D90だけでなく、もう1台、Nikonがお伴していました。その名も、Nikon S3。
写真は、S3に外付けファインダー(正像式ユニバーサルファインダーというそうです)をくっつけた姿です。
まず、後ろ姿。ファインダーの根元のレバーでパララックスを調整します。
そして、前から見たところ。ファインダーのリングを回すと、3.5cm/5cm/7.3cm/8.5cm/9cm/10.5cm/13.5cmそれぞれの
画角で被写体を視認できます。7.3cmと9cmはニコンSのレンズラインナップにはなく、どうやらライカ用でもあるようです。
せっかくのお宝ファインダーがありつつも、今回はW-NIKKOR(S)2.8cm/f3.5という広角28mmレンズを選択。
S3のボディカラーに合わせた銀色の鏡胴が粋なんです。
そして試し撮り
せっかくS3があるんだし…と、ささっと数枚だけスナップさせてもらいました。本篇の撮影を終え、ほっと
ひと息してる咲さんをフラットな壁のまえで、ぱちり。
なんとも言い表しようのない、その場の気分まで写しとるような、日本的味わいを感じるレンズです。
で。比較というわけでもありませんが、一緒にLeica M3を持ってきていたのです。そちらでも撮ってみました。
ぱちり。
こちらはSummicron 35mm/f2(8枚玉)です。ちょっと緊張が残りつつ、力がぬけて表情がやわらいでいく、その
あわいのような一枚になりました。ふぅぅ。咲さん、おつかれさまでした。感謝。
(モデル:咲 写真:マップタイムズ週アス版撮影班 文:白井明大)