【マップカメラ情報】【カメラの日ブログ】初恋カメラ OLYMPUS PEN-F
こんにちは、マップカメラEC営業グループの岡田です。
今回のテーマは“初恋カメラ”ということですが、
私の初恋カメラは、OLYMPUS PEN-Fです。
PEN-Fは、1963年に発売されたOLYMPUS PENシリーズの一眼レフカメラですが、
それは私が生まれる20年も前のことです。
私がこのカメラを知ったのは、21世紀に入ってから。
それまでは写真といえば、父親のカメラを借りてぽつぽつ撮る程度で、
特段カメラの趣味も持っていませんでした。
私がハーフ判の存在を知った頃にはもう、ハーフ判のカメラは生産されておらず
既に過去のものとなっていましたが、写真屋さんに聞いてみると、
ハーフ判のネガでも問題なくプリントができるとのこと。
学生の時分、あまりお金がありませんでしたから、
これはフィルム代や現像代が浮くと思い、ハーフ判のカメラに興味を持ったのでした。
そうやってハーフ判のカメラを調べていると、俄然輝いて見えてくるのが、
本格的な一眼レフカメラシステムとして発売された、OLYMPUS PEN-Fシリーズとなるわけです。
一眼レフカメラであるにも関わらずペンタ部を持たない、スッキリとしたモダンなデザイン。
エプロン部には金色の花文字「F」。
発売当時にはさすがにいいお値段だったのだろうと思いますが、
今では中古カメラとして、学生でもなんとか手の届くような価格でお店に並んでいます。
そうして、新宿の中古カメラ店に通って手に入れたのが、今も手元にある、私のOLYMPUS PEN-Fです。
はじめの頃は、姿に似合わぬ派手なシャッター音に驚きもしましたが、
表示のないシンプルなファインダー像や、小気味よい二回巻き上げなど、
使い込むにつれて馴染んでくる部分がいくつもあります。
いろいろなところに持って出かけ、何度か故障もしましたが、
その都度修理に出して、大切に使っています。
近頃はマウントアダプターも盛んに発売されていますので、
まだまだ、これからも楽しませてもらえそうです。