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【マップカメラ情報】【カメラの日ブログ】 EOS 60Dとマニュアルレンズ!


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こんにちは!
11月30日はカメラの日!ということで、連日スタッフ使用の愛機をご紹介しております。

カメラの日とはそう、世界で始めて商品化された自動焦点(オートフォーカス)カメラ、
「コニカC35AF」通称、ジャスピンコニカの発売日です!
今では当たり前の機能ですが、当時オートフォーカスなんて夢の様な機能だと思われていたんですね。

私自身は現在、マニュアルカメラもオートフォーカスカメラも
その日撮影したいもの、その日操作感を楽しみたいもの、などその日の気分でカメラを使い分けておりますが、
折角なので私の使用しているカメラの中で、唯一メーカー現行機である
『Canon EOS 60D』をご紹介致します!

2010年9月18日に発売されたEOS 60D。

ミドルクラスながら外装が樹脂製で、従来より軽量になっているので持ち歩きが楽!
デジタル一眼レフでも気軽に持ちたい!でもがっしりしたカメラがいい!
そんな方にはもってこいではないでしょうか?

かくいう私もそんなところが気に入っています。

さて、私がこのEOS 60Dを選んだ理由は決してそれだけではございません。
前述の通り、私はマニュアルカメラも使用しておりますので、
デジタル一眼レフでも、使い慣れたマニュアルレンズを使いたかったのです!

それって一見カメラはなんでもいいのでは?という感じがするかもしれません。
実は、各メーカーのデジタル一眼レフの中でも、Canonはマウントアダプターの製造/使用に向いているんです!


・EOS 60D
・EOSボディにYASHICA/CONTAXマウントのレンズを装着するためのマウントアダプター
・CONTAX Planar T* 50mm F1.4 AE

Canon EOSマウントのフランジバック(マウントから撮像素子面までの距離)が他社より短めの44mm。
フランジバックは、足して伸ばすことはできますが、短くすることはできません。
マウントアダプターをつけるには、レンズよりボディのフランジバックが短くなくてはなりません。

↓各社フランジバックの長さ順
Canon EOS/44mm
PENTAX K/45.46mm
M42/45.46mm
YASHICA/CONTAX/45.5mm
Nikon F/46.5mm
LEICA R/47.15mm
HASSELBLAD V/74.9mm

更には、EOS 5D Markllなどのフルサイズ機はミラーが大きい為、
レンズによってはミラーとぶつかってしまうことがありますが、
APS-C機であるEOS 60Dならその心配はほぼありません!

ただし、EOS 60DはAPS-C機なので、ふだん私がフィルムカメラで使っているレンズを
EOS 60Dに取り付けると、画角が若干変わってしまいます。
どのレンズを装着しても少し望遠ぎみ(焦点距離換算で約1.6倍)になるので、違和感があるのは否めません。

しかし!マニュアルレンズのしっとりとした金属製のピントリングを回すあの感触は、
イマドキのオートフォーカスレンズではなかなか味わえないものです。
それがデジタル一眼レフでも活かせるなんて素晴らしいじゃあないですか!

以下、このEOS 60DとCONTAX 50mm F1.4の組み合わせで撮影してきました写真です。
フィルムでは難しいイルミネーションの手持ち夜景撮影です。
現代のデジタルカメラだからこそできる高感度の手持ち撮影。便利な時代になったものです。
最近じゃ三脚の使用を禁止している場所が多いので、このような時に高感度特性が活きますね。


ISO 200、シャッタースピード 1/640秒


ISO 1600、シャッタースピード 1/160秒


ISO 1600、シャッタースピード 1/250秒

マウントアダプター使用の場合、レンズの絞り値はEXIF情報に記録できません。
プラナーならではのキリっとしたピントと滑らかなボケ味、さすが名玉!
たまにちょっとクセのあるボケが出現しますが、上手につき合ってあげるのがポイントでしょう。
F2、F2.8の絞りで出る手裏剣型の手裏剣ボケもお楽しみください!

ところで、CarlZeissの50mmF1.4といえばこのCONTAXのもの以外に、
現行でCOSINA製CarlZeiss Planar T* 50mm F1.4 ZE というレンズがあります。

マウントアダプターを使用すると通常、絞りは実絞り(絞りを絞り込むと、
ピント合わせの段階からファインダー像も同時に絞り込まれ暗く見えます)になり、
カメラの設定も絞り優先か、マニュアルでしか使用できません。

しかしEOS用にEOSマウントで製造されているCOSINA製 50mm F1.4なら、
プログラムAE、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアルと、どれであっても使用可能!
しかもフォーカスエイドが使用できるので、シャッターボタン半押しでピントが来れば、
フォーカスポイントが光って合焦したことを教えてくれるのです!マニュアルレンズとはいえこれは便利!

しかし、CONTAXのZeissレンズと、COSINAのZeissレンズでは描写の特性も異なります。
以下、COSINA製のCarlZeiss Planar T* 50mm F1.4 ZEをEOS 60Dに装着して撮影したものです。


ISO 1600、シャッタースピード 1/60秒、絞り F2


ISO 1600、シャッタースピード 1/60秒、絞り F2


ISO 400、シャッタースピード 1/400秒、絞り F1.4

開放は若干甘いですが、絞り込めばシャープなピント面と、やはり諧調豊かで滑らかなボケが得られます。
開放では口径食により、点光源の丸ボケがラグビーボールのような形になります。

いかがでしたでしょう。
同じカメラでも使うひとによって様々な使い方があり、
一口に「写真を撮る」と言っても、その方法は多種多様あります。
マウントアダプターもその選択肢のひとつですね。

なお、マウントアダプターは、すべてのカメラとレンズの組み合わせを保証しているものではございません。
ご使用の際はご注意下さいませ。

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※売り切れの際はご容赦下さい。
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[ Category:Canon | 掲載日時:11年11月21日 22時00分 ]

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