【カメラ初心者 招き猫#4】アクセサリーを綺麗に撮るコツ【Panasonic】
家の中で撮影する機会が増えた今日この頃。
そんなときに役立つ、撮影のコツをご紹介するシリーズの第4回です。
今回はアクセサリーを綺麗に撮ってみようと思います。
はじめに撮りたい雰囲気をイメージしましょう。
よくわからないけど、とりあえずおしゃれに!という方には、主役が際立つシンプルな背景をおすすめします。
まずは定番の真上アングル。
イヤリングの形状がよくわかり、美しいです。
撮り方は簡単。
手近にあった布を敷いて手でシワを伸ばし、その上に揺れるイヤリングをバランスよく整えてから撮ります。
すぐに撮りたい気持ちはわかりますが、整っていないとあとで後悔することになりますので、準備は大事です。
布はなんでもいいですが、シワはない方がよいです。
シワがあると一気に生活感のある写真になってしまいます。
さっと伸ばすだけでも見栄えが変わりますので、気を遣ってみましょう。
次は斜め上からのアングルです。
イヤリングはぶら下げるものですから、脇役の小道具を使い、垂らすような置き方をしてみました。
高さが出て写真にも立体感が出ました。
形状もわかりやすいです。
ポイント①
被写体の形状がわかるように撮るとGOOD!
赤い布を使ったのは、単純に手近にあったから。
最初はそれで十分です。
でも少し探せば他にも背景を用意できそうです。
背景によって印象が大きく異なるため、背景はとても大事です!
目に入ったクリーニングクロス(カメラを拭く布)の上に、別のイヤリングを置いてみます。
今回使用したカメラにはフィルター機能があったので、「花をふんわり撮る」というフィルターを選択。
すると、布の薄いブルーと相まって、やわらかい雰囲気の写真を撮ることができました。
次に背景に選んだのは、なんとiPad。
画面は黒く、鏡のように少し反射します。
iPadに乗せて撮ってみると、イヤリングの硬い質感を捉えることができました。
ふんわりした雰囲気の先ほどとは真逆の、質感が伝わる写真です。
この2枚、実は光は同じなんです。
背景だけでここまでイメージが変わるとは驚いてしまいます。
そして番外編。
そばにあった観葉植物にイヤリングをつけてみました。
こんな表現もなかなか面白いのではないでしょうか。
ポイント②
背景で印象はガラリと変わる! イメージに合う背景を選ぶとGOOD!
撮影はPanasonic DC-GF9で行いました。
ぜひお試しください!