【トル・アソブ】PENTAX Q10で手持ちのレンズで超望遠撮影
マウントアダプターで超望遠撮影を行いました。
前回の模様はコチラ⇒【トル・アソブ】PENTAX Qで手持ちのレンズで超望遠撮影
待望のPENTAX純正「マウントアダプターQ」が発売になりましたので
今回は純正マウントアダプターを使って撮影をしました
PENTAX純正「マウントアダプターQ」はレンズシャッター機構を
内蔵していますので他社製に比べて大きく重くなっています
外側には絞りリングが付き、そしてカメラとの通信用電子接点もあります
左/PENTAX純正 右/RAYQUAL製
シャッター部分
絞りリング
電子接点
Q10にマウントアダプターQを装着した状態
今回使用するレンズは前回と同様
「smc-PENTAX A★135mm F1.8」
「smc-PENTAX FA★200mm F2.8ED[IF]」
「smc-PENTAX A★300mm F4」
「リアコンバーターA 2XL」
絞りの調整はレンズ側・アダプター側どちらでも出来ますが
アダプター側の絞りを使いました
前回の雪辱を晴らすために富士山の撮影を!!と思い
朝起きてカーテンを開けると
富士山の方角には雲がかかり
まったく見えず・・・・
日中は風が出てくるとの予報に期待をしましたが、薄っすら見える程度
時間が経つに連れ晴れるのを期待し夕暮れの富士シルエットを・・・と思い
午後四時前に撮影場所に行ってみました
朝同様、富士山の方角のみに雲が・・・
群馬から秩父連山までは、くっきり見えるのに
富士山方向を望む
もたもたすると日が暮れてしまうので
世界一高い自立式電波塔を目標に
目視での大きさはこの通り
直線距離で約4kmあります。
撮影時のデータは
—–「Q10」使用時—–
「マウントアダプターQ」の絞り目盛り「5」
全てのレンズ使用時に露出補正 -3
ISO感度 100
—–「K-5IIs」使用時—–
絞りF8
「smc-PENTAX A★135mm F1.8」使用時のみ露出補正 +1.0
その他のレンズは露出補正なし
ISO感度 100
画角比較で「Q10」で撮影したものを左側に
「K-5」で撮影したものを右側に掲載します
アスペクト比は「PENTAX Q10」4:3 「K-5IIs」も4:3に変更
大きさを統一しました。
smc-PENTAX A★135mm F1.8
左 PENTAX Q10(35mm判換算焦点距離 742.5mm) 右 K-5IIs(35mm判換算焦点距離 202.5mm)
smc-PENTAX FA★200mm F2.8ED[IF]
左 PENTAX Q10(35mm判換算焦点距離 1100mm) 右 K-5IIs(35mm判換算焦点距離 300mm)
smc-PENTAX A★300mm F4
左 PENTAX Q10(35mm判換算焦点距離 1650mm) 右 K-5IIs(35mm判換算焦点距離 450mm)
smc-PENTAX FA★200mm F2.8ED[IF]+リアコンバーターA 2xL
左 PENTAX Q10(35mm判換算焦点距離 2200mm) 右 K-5IIs(35mm判換算焦点距離 600mm)
「RAYQUAL(レイクォール)」製のマウントアダプターと違い
「マウントアダプターQ」はレンズシャッター機構がありますので
被写体の歪みはありませんでした。
「Q10」で撮影した画像は右側からの強い夕日のため
全体的にフレアが発生してコントラストが低下していますし
内蔵フードが小さい「smc-PENTAX A★300mm F4」は
真ん中にゴーストが大きく出てます。
「35mm換算焦点距離 1650mm」では小さな内蔵フードは役に立つわけがないのです
そして、少し絞りすぎたきらいがあり
小絞りボケ(回折)が生じた可能性も・・・
取扱説明書では「F4」レンズで目盛り「5」にすると「F22」相当になるとの事です。
別の日に朝、「Q10/smc-PENTAX A★300mm F4」で富士山を撮影しました。
直線距離で約105kmあります。
ピントの合わせ方が悪いのか
風が弱いためか
絞りすぎての回折が生じたのか
コントラスト・シャープネスが低下して
はっきりしない画像になってしまいました。
「K-5IIs/smc-PENTAX A★300mm F4」で同じ場所から
富士山を撮影すると
次回は時間をかけて富士山にチャレンジしたいと思います。
ダイアモンド富士が撮れれば・・・・
乞う期待!!