【フルサイズで味わう】F1.4への誘い ~ニコン編~
「レンズを味わう」
それはそのレンズの特徴を余すところなく体感し、
そのレンズで撮影すること自体を楽しむ行為。
この行為は焦点距離を変えることによって特徴も変化してしまうズームレンズより、
焦点距離が変わらない単焦点レンズでこそより深く楽しめるものだと考えます。
フィルム時代から現代まで世に出てきた単焦点レンズは非常に多いです。
ただ私はその中でも【F1.4】のレンズが描写力やボケ味、
それらが重なったときに写し出される立体感全てにおいて
実に魅力的に感じます。
そして魅力的な【F1.4】レンズを余すところなく味わうには、
レンズが通す光の隅々まで、より広い範囲を写し出すことができる
【フルサイズ】のイメージセンサーを搭載したカメラがオススメです。
今回の撮影では【Nikon (ニコン) AF-S NIKKOR 58mm F1.4G】が持つ”味”を
Nikon (ニコン) D610に装着して堪能してきました。
単焦点レンズの魅力は高い解像力。
細やかな被写体でもしっかりとした解像力で描写してくれます。
煌びやかで小さな装飾はもちろんのこと、
中央右側にある年輪状の柄でさえ、きめ細やかに写し出されています。
ニコンにおける現行品の単焦点レンズラインナップは
ほとんどが【F1.4】【F1.8】です。
「F1.4とF1.8はそんなに違うのか」
時としてお客様よりこんな質問を頂きます。
やはり表現の幅では【F1.4】レンズが一枚も二枚も上手だと思っています。
【F1.4】をオススメする理由の一つが円形ボケの大きさです。
離れた場所にある光源でも拾い上げ、背景に彩りを与えてくれます。
絞り値を変え、ベストな大きさの円形ボケを背景に置いて写真を作る。
これが非常に楽しいのです。
そして何より背景のボケの美しさ。
ガラス玉手前の面にピントがあり、その玉の奥側が既にとろけるようにボケています。
この繊細な描写は【F1.4】レンズだからこそ成せる業だと思います。
また個人的に【Nikon (ニコン) AF-S NIKKOR 58mm F1.4G】は
まるで水墨画のようなボケ方をする描写だと思っています。
輪郭を描いている訳ではないのに、背景の物の形がわかるようなしっとりとした写りです。
そしてこのレンズは立体感が素晴らしいの一言です。
上の写真はF3.5での撮影ですが、
手前の飾りがグッと飛び出てくるような迫力、ツリー上段との遠近感。
皆様にも感じて頂けるでしょうか。
D610と組み合わせるとこのサイズ感。
大きそうに見えますが、全長は長くないのでバランスは良いです。
非常にオススメの一本です。
このレンズが人気な理由は、使っていただけたらすぐ実感できるはず。
皆様もこのレンズの”味”をぜひご堪能ください。
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