レンズやカメラに付着した塵やホコリを飛ばすのに欠かせない道具といえば、ブロアーです。
塵やホコリがあるとクロスでカメラの汚れを拭く際にキズになってしまう場合があります。
レンズの表面を拭くときは特に要注意です。そんなときに事前にブロアーで細かい塵・ホコリを吹き飛ばしてから拭いてあげましょう。
カメラを始めたときはあまり馴染みのないアイテムかもしれませんが、だんだん撮影を行うにつれてレンズやボディも汚れてきます。
そうなるとブロアーの使用頻度も高くなってくることでしょう。そしていつも使うものとなると何故だかこだわりたくなってきます。
握りやすさや風量など様々なブロアーがあり、複数持っている方も多いのではないでしょうか。
気に入ったものに出会うとカメラやレンズと同様に大切な撮影アイテムとなります。今回は筆者が長年愛用しているブロアーをご紹介させていただきます。
BERGEON No.5733というブロアーを長年使用しています。スイスの時計工具メーカーの製品です。カメラユーザーの間でもよく知られているので愛用されている方も多いです。高さが95mm(9.5cm)と小さめですが、特徴的なデザインに加え、立てておいたときの見栄えの良さは今でも気に入っています。
安定して立てておくことが出来るという点もこのブロアーの良いところかもしれません。
ブロアーはゴムで作られていますので不安定なものだとコロコロと机から落ちていってしまったり跳ねて遠くに行ってしまうことも。
写真用品メーカーから出されているブロアーとの違いをいくつか挙げるとすれば、
①手にしたときのゴムの感触。
②風の吹き出し口が短い。
①は少し硬めに感じます。そのせいか、吹いた時は風の勢いやパワーを感じます。でもそれは恐らく、このゴムや形状そのものがそう感じさせているのだと思います。何しろ私にとっては握ったときのフィット感がとてもしっくりくるのです。
②は吹き出し口が短い分、目標(塵やホコリなど・・・)に近づけるところが気に入っています。とても使いやすいです。
ギターのブリッジにもホコリがつきやすいので毎回弾く前に軽く吹きかけます。こちらも写真撮影時と同様に私のルーティーンになっています。
BERGEONからはNo.4657という商品も出ています。そちらのほうは写真用品メーカーが出しているそれに近い形状でなおかつ、No.5733よりも大きいです(高さが130mm)。
私はこのNo.5733を10年位使っています。丈夫で使いやすくて、そのうえ可愛らしい見た目もあって使えばつかうほど愛着が湧いてきます。ブロアーをお探しの方、いかがでしょう?他社製の価格と比べると少し高めですが、多くの方に支持されている商品です。良いメンテナンスアクセサリーを使うことで、これからの撮影にも気分良く臨めることでしょう。