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【タイムズフォト】【マクロモード】Polaroid Type55で撮るマクロ

Polaroid Type55

以前、ポラロイドの製品でTYPE55というものがありました。公称感度はISO50と低いものの、モノクロのプリントと同時に高解像度なネガフィルムも得られるというもので、現像しなくてもすぐにネガが得られるため、たいへん便利なフィルムでした。現在はすでに生産終了しており、いつか使うつもりで取って置いたのですが今回久々に使用してみました。もちろん、とっくに期限切れですので、ちゃんと現像されるかどうか確証はありませんでしたが。。。

Polaroid Type55Polaroid Type55

一応、常温保存の期限切れでも現像はできたみたいですが、しかし!思いもよらないところで別の期限切れの問題に出くわしました。このフィルムは、所謂クイックロードフィルムと同じ構造になっており、封筒の中にフィルムが入っているのですが、撮影時にはフィルムホルダーの引き蓋を開けるのと同じように、封筒を引き開ける操作をします。この封筒、古いせいもあってか、ガチガチに固着して引いても引いても全然開かない。思い切って力いっぱい引いたら、封筒が空かないまま、フィルムがホルダーから出てくる始末。
仕方が無いので、フィルムをホルダーにセットする前に、封筒をややこじ開けておいてから、セットするという手順を踏んで、ようやく撮影にこぎつけました。TYPE55など、シートタイプのポラロイドフィルムを保存されている方は、要注意かもしれません!下手をしたら撮影時に引き蓋を引いたつもりでも、中ではフィルムが付いてきちゃって、まったく開いておらず、何枚撮影しても真っ黒なままということもあるかもしれません。

Polaroid Type55

庭に自生していたヒナゲシです。
植物をマクロで撮影した写真といえば、すぐに思い浮かぶのがカール・ブロスフェルトの写真。自然の造形物の最たるものである植物をあれほど幾何形体のようにシンメトリーに描く(しかも写真で!)というのは、被写体の選別も含め、並々ならぬ手間がかかっていることでしょう。今回、ポラロイドを使用して、撮影から現像に要した時間は約4時間。さくっと撮影するつもりでも、大判は機材自体が重量級なので、さすがにデジカメのようにはいきませんが、デジカメとは一味違う独特な描写が魅力です。


Polaroid Type55

■撮影機材について■
今回使用したレンズは、ニコンのマクロ撮影用大判レンズAM210mm。
大判カメラでマクロ撮影をするときには、蛇腹が結構伸びますので、長蛇腹やロングレールが必要になります。等倍撮影の場合、単純計算でレンズの焦点距離の倍の長さが必要になりますので、この場合420mmにもなります。大判レンズでマクロ用がなくても、前玉と後玉を入れ替えて近接撮影時の描写性能を向上させることもできます。

カメラ: ホースマンLS (ロングレール・長蛇腹装着)
レンズ: Nikon AM-Nikkor 210mmF5.6
フィルム: ポラロイド TYPE55
絞り:F45
シャッタースピード:15~60s

CP+のときの、ポラロイドフィルムの救世主ことDr.フローリアン・キャプス氏の話では、TYPE55の生産設備自体は買取り済みで、すでにアメリカからオランダに移送!スゴイ!!
※ただし、再生産の見込みはまだないとのこと。

[ Category:etc. | 掲載日時:10年05月28日 19時14分 ]

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