【マップカメラ情報】【マップカメラ写真週間】 ~写真展に挑戦!~
6月1日は写真の日! …なんて、
皆様ご存知でしたか?恥ずかしながら私、昨年はじめて知りました。
歴史を振り返ることは大事ですよね。温故知新。うん。
ところで皆様。
すっごいいい写真が撮れたとき、その写真はどうされていますか?
ウェブサイトにアップしたり、ポートフォリオに入れたりですか?
インターネットでの公開なんかは簡単なので、私もよくやっています。いろんな方
の反応がもらえるので楽しいですよね~!
そんな素敵な写真ライフのなかで、自分の写真をもっと見て欲しい!…とか、
明確な評価を自分にぶつけてほしい!…なんていう写真作家な気持ちを持っている方も大勢いらっしゃるのではないのでしょうか。
本日の「写真週間」は1号店5階ニコンフロアから、そんな熱~い皆様にむけて
写真展についてのアレコレをお届けします!だーん!!
※写真展というのは【計画】がかなり重要になってきますので、今回は大まかな流れで失礼します~。
①写真を決める
どの作業も重要ですがまず肝心なのが写真選びですよね。
何のために写真展をやるのか、テーマがはっきりしていないと
「写真展をした」という記憶だけが残る結果になってしまいかねません。。
その為にはまず、
しっかり写真を選んで
しっかりプリントして
見せたい順番や写真が、ちゃんと意図した形になっているかを客観的に見て
たまには尊敬する人の写真を参考に。
…ウサギさん、大事なところなので邪魔はしないでね?
②会場を決める
飾る写真が決まったら、次は会場ですね!
「写真展」だからといって、なにも用意された会場で行わなければならない、なんて決まりはありません。
【写真】を見せたいのであれば大手ギャラリーだったり、個人ギャラリーなどでもいいのかもしれませんが、
なにしろお金がかかります。(気になる費用に関しては、またあとの項目④でお答えします)
こんなところでやるのは憧れますが、敷居が高い、もっと気軽に写真展をしたいという方は
ギャラリーにこだわらなくても、展示できるところはいくらでもあるのです。
例えば雰囲気重視でいくのであれば、おしゃれなカフェや雑貨屋さんでも頼めば展示させてくれるところも
実は少なくないんです。
一つ難点があるとすると、写真が【メイン】として見てもらえなくなる事ですかね。。。
ちなみに私の知り合いには、近所の車用ガレージを借りて展示をしたり
おしゃれな本屋さんとコラボして写真展をしたり
海の砂浜に木を立て、写真を吊り下げて展示をしたひともいるんです。
「海って、、」
なんて思われると思いますが、意外と目立って沢山の人が見てくれたらしいですよ?
悪天候には弱いですけどね…(ちなみに写真はガビガビになったらしいです)
要は自分のやりたいことに会場が合っているか。それが重要なのです。
③展示方法、サイズ
こちらも重要です。
額を黒色にするか、銀色にするか。オーバーマットはつけるか、つけないか。額にしないで、パネルにするか。
これらを一つ変えるだけでも写真の印象は大きく変わります。
額屋さんで試したり、いろんな人の展示を参考にするといいかもしれません。
またギャラリー内のライティングやその照明の色、写真を半切サイズにするか、六つ切りサイズにするか。大きさを統一するか、バラバラにするか。
こんなことによっても印象は変わります。学生時代、詰めが甘い!と散々いわれた記憶がよみがえります。。
また項目②に通じるかもしれませんが、【スライドショー】という手もあります。
スペースさえ確保できれば一番費用のかからない展示方法かもしれませんが、実はこれが一番難しいかもしれません。
普段皆さんは写真展に行くとご自身のペースで次の写真に向かうと思いますが、スライドショーではそうはいきません。
会場内の全員に自分のペースで写真を見せるのですから、映す順番や意図などの作り込みがしっかりしていないと
見る人によっては退屈に感じて帰ってしまうかもしれません。
音楽はつけるか、つけないか。つけるとしたら、どんな音楽がいいだろうか。音量は?ショーの長さは?
悩みは尽きません。。。
ちなみにスライドショーを見ている人って、こんな感じでしょうか?
『…おしりいたいヮ』
にゃあああ(泣
④費用
さあさあ皆様、一番気になるところですよね。
ただこれは本当に様々なので、大雑把な参考までに!
ⅰギャラリーレンタル代
6日間 ¥100,000-
12日間 ¥180,000-
ⅱプリント代
印画紙代・薬品代 ¥20,000~60,000-
用紙代・インク代 ¥20,000~50,000-
ⅲ展示加工、装飾代
額代・オーバーマット代 ¥1,000~10,000- ×展示枚数分
パネル加工代 ¥1,000~8,000- ×展示枚数分
ⅳ広告、DM代
※Web注文 ¥3,500~12,000- (100部~1000部)
ⅴその他もろもろ
(オープニング、クロージングパーティー代・搬入、搬出輸送代)
ざっといえばこんなかんじでしょうか…合計するのも恐ろしい!!
ただ工夫次第で方法は本当にいくらでもあるので、もっと簡単に出来ると思います。
例えばある個人ギャラリーでは【学生割引】なんてのもやってるみたいですし。。
マップカメラのスタッフにも、実はいろいろ写真展をされている方がいるそうですよ?
や、、長くなってしまい申し訳ございませんでした。
今回の写真展については以上となります。
最後の項目が「お金がかかる」なんて現実を突きつける形になっていて、
私も戸惑っております。なぜこんな悲しい結果に…
…だがしかし、です!
「写真展をする」と、今まで撮ってきた写真を客観的に見直すことにつながります。
「新たな発見」や「反省点」がみつかり、出費を補ってあまる大きなメリットがあります。
写真ライフの大きなターニングポイントになる!と言っても過言ではないと私は思います。
…いかがでしょうか?
最近写真がうまくいかない、これから何をどう撮って行こう?などでお悩みの方も
一度写真展をして、今の自分の「集大成」を見てみるのもひとつのきっかけになるんじゃないかな、なんて思います。
すでに展示されたことのある皆様も、まだ行った事のない皆様も、
ぜひ写真展開催をお考えになってみてください!
必ずや、素晴らしいものが得られるはずですから!!