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【マップカメラ情報】【マップカメラ写真週間】2号店2階スタッフお気に入り写真集をご紹介

6月1日は写真の日。

自分が写真を撮るのもいいですが、
人の撮った写真を見るのも楽しいですよね。

みなさんはお気に入りの写真家さん、写真集がありますか?

今回は2号店2階スタッフが家から持ってきたお気に入りの「写真集」をご紹介します!

スタッフM.S お気に入り写真集
☆★  『LIFT』 久家 靖秀 ★☆

久家靖秀(くげ・やすひで)氏
1962年生まれ。写真家。1990年よりフリーランス。
現在、伝統芸能や現代演劇、現代美術の撮影をシリーズとして手掛けている。
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綴じられていない面白い本です。
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家にはたぶん1000冊以上と2号店2階スタッフ一、写真集を持っているとのウワサ!
数あるなかから選んだのがこの一冊ということ。そのお気に入りポイントとはー?

「日常どこにでもある風景を丁寧に切り取っています。
地味な感動ではありますが、
良い意味で、商業ベースにのった劇的な風景ではない。
こういう写真集は重版されないので買っておかないといけないんですよね。
機材はきっと中判カメラでしょう」

写真集を見た他スタッフのコメント
K.S「いいですねー」
S.N「写真の感じが似ていますね!」 
K.F「M.Sさんっぽいですねー」

スタッフS.O お気に入り写真集
☆★『巨人の風貌』 ユサフ カーシュ ★☆

ユサフ カーシュ
1908年現トルコ領生まれのアルメニア系写真家。
トルコによる迫害を逃れてカナダに移住。
米国ボストンの肖像写真家のスタジオで修行しオタワで独立。
20世紀屈指の肖像写真家で、1941年12月に撮影したこちらを睨みつける
ウィンストン・チャーチルのポートレートで世界的名声を獲得。
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「『巨人』の名に相応しく、歴史上の重要人物150人余りの肖像写真を掲載していて、
上記のチャーチルの写真はもっとも多く印刷されたポートレートとも言われ、
見たことのある人も多いはず。ジョン・F・ケネディやフルシチョフなどの政治界の
『巨人』をはじめ、表紙を飾るヘミングウェイやスタインベックなどの文学界の『巨人』、
ハンフリー・ボガードやオードリーヘプバーンなどの映画界の『巨人』のポートレートも
あって、まさに枚挙にいとまがありません。額に入れて飾りたい肖像写真の宝庫です。
力強さの中の柔らかさを表現したアルトゥール・ルビンシュタイン(ピアニスト)の「手」も
必見。奏でる音の煌きが聞こえてきそうです。
また、ヘレン・ケラーやクラーク・ゲーブルの写真に代表されるように、一瞬を捉えた
表情から各人の人となりがよく伝わってきます。
アンセル・アダムズやE・スタイケン、マン・レイなどの写真界の『巨人』の肖像もあって
見応え充分な作品集です。
心眼で見ることの大切さを語ったカーシュ。機材の販売に携わる者として「精神と感性とが、
カメラの真のレンズである」との彼の言には感慨深いものがあります」

写真集を見た他スタッフのコメント
M.S「これはすごいですね」
K.F「すごい、いやすごいなー」
S.N「大判カメラの凄さをあらためて感じました」 

S.N お気に入り写真集
☆★ 『写真屋・寺山修司―摩訶不思議なファインダー 』 田中 未知(著・編集) ★☆

「わたしは噂の写真屋、謎の影さらいです!」 ふつうなら<真>を写すのが写真というものなのに、寺山は人間の、わざとらしさ、虚構、仮面、修辞、空々しさといった<虚>に惹かれて写真を撮りつづけた。限りなく「私」から遠ざかっていく人々――「変わることのない彼らの微笑みは、永遠の百年の中の死を生きてゆくのである」
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「この写真集の面白いところは、通常は被写体のもっているものを引きだす、自然な表情を引きだす、といったように
カメラマンと被写体の関係がどんどん近くなっていくといったことと反対に、
被写体が本当の人物像ではなくて虚構の中でどんどん離れていくといったところです。
ちなみに、寺山修司がアラーキーの弟子だということをご存知でしたか?
使用カメラはminoltaのXD、CONTAXのRTSとのことでそのあたりも個人的には親近感がわきます。
<職業ー寺山修司>とさまざまな分野で類稀なる才能を発揮した寺山の写真作品です。
詩や戯曲などの作品とのつながりも感じます。
まだ新刊で手に入りますので興味を持ったかたは是非見てみてください」

写真集を見た他スタッフのコメント
M.S「ハービー山口さんやアラーキーが寺山を語っているのは読んだことあるんです。実際写真を見るのは初めて。」
K.F「こういうぶっとんでるのも好きです」

スタッフK.F お気に入り写真集
☆★ 『small planet』 本城 直季 ★☆

2006年度 第32回 木村伊兵衛写真賞受賞作品
本物の都市の風景をミニチュアのように撮った写真集です。
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「最近のデジタルカメラのジオラマモードとはまた違った、全て手作業のジオラマ写真に圧倒されます。
まだ見たことのない新しい世界を体感できる一冊です。」

写真集を見た他スタッフのコメント
M.S「いまのデジタルカメラに<ジオラマモード>が付いたのは間違いなくこの写真集の影響でしょう。木村伊兵衛賞文句なしと思います」
S.N「ミニチュアじゃないなんてと、最初見たときは本当に驚きました」

スタッフK.S お気に入り写真集
☆★ 『ハーブ・リッツ写真展』 Herb Ritts Exhibition 2003-2004 ハーブ・リッツ ★☆

1952年米国カリフォルニア生まれ。70年代に無名のリチャード・ギアのスナップ写真がきっかけでプロデビュー。その後80年代中頃までにスタイルを確立し、マドンナ、ジャック・ニコルソン、シルベスタ・スタローンなどの超有名人の質の高い、透明感のあるポートレートで高い評価を受けています。
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「スタジオ、屋外、撮影環境がバラバラですが、
黒のしまりが一定でハイライトまでやさしい光の質感があります。
被写体が俳優やモデルなどの著名人なので、カメラの前でも
演じている姿が見られるのも面白いです。
過度な演出はなく、ハーブ・リッツが被写体一人ひとり演じさせる舞台を
ポートレートの中に提供しているようでもありますね。
モノクロの中にも色を感じ取れるし、体温や息遣いも伝わってきます。
カラーの情報量にはない空気感はモノクロならではです」

写真集を見た他スタッフのコメント
K.F「鳥肌が立ちました。鮮明すぎる描写がこわいくらいですね」
S.N「このマドンナの写真、見たことあります!」

写真集は初版のみで再版されないものも多いので、見つけたときが買い時。
なかには絶版になってしまい、新刊書店で手に入らないものもありますが
写真集を沢山扱っている古書店に行くのもまた楽しいものです。

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おすすめの写真集を貸し借りするのも、写真好きならではの楽しみかも!?
2号店2階スタッフも「写真の日」らしい話で盛り上がりました!

[ Category:etc. | 掲載日時:11年06月06日 13時10分 ]

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