【マップカメラ情報】【マップカメラ写真週間2012】 思い出の日
2号店3階からはわたくし山口が自身の思い入れのある写真を
ご紹介させていただきます。
こちらです。
【使用カメラ:RICOH GR DIGITAL】
5年前、我が子が誕生した時の写真です。
それも産まれたてほやほや。
助産婦さんが生まれてすぐに運んできてくれて
「早く写真撮っておきなさい!」と。
おそらく人生で1番緊張しながら焦って撮った写真です。
この写真を見るたびに当時の瞬間やその時の気持ちが鮮明に思い出されます。
手術が始まり(帝王切開でした)、実際に子供が出てくるまでは30分程
だったかとは思いますが、手術室の外で待っている間だけでも、
早く我が子に会ってみたいという気持ちの反面、自分が父親になることへの不安、
さらには、その時点ではまだ子供が生まれてくるという現実にすら半信半疑と言いますか、
今までに味わったことのない、何かふわふわとした現実感の無い独特な時間を
過ごしたことを強く覚えています。
産まれて体をきれいに洗った後、初めて抱き上げた時を撮ってもらいました。
この時にようやく、まだぼんやりとしていましたが、父親になったことを実感した気がします。
そして大げさですが・・・生命の誕生ってすごいことなんだと思いました。
こんなに小さい体でもしっかり生きている。
この2枚の写真は、特に部屋に飾っているわけでは無いのですが、
今でもたまにアルバムを引っ張り出して眺めることがあります。
そうすることで、懐かしさと共に、あの当時の気持ちを思い起こさせてくれるからです。
「この子を大事に育てていこう」
「楽しい思い出をたくさん作っていこう」
僕は道具としてのカメラも好きですが、写真も好きです。
写真を眺めると、その時の光景はもちろん、当時の空気感や気持ちまで浮かんできます。
ですから、出来る限り我が子の写真は撮り続けていこうと思っています。
(子供が嫌がるようになるまでだとは思いますが・・・)