いつもマップカメラスタッフブログ「The MapTimes」をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
6/1は「写真の日」ということで、6月中は連日特集ブログを掲載していこうと思います。ぜひお楽しみください。
<ブログ内に東日本大震災時の写真を掲載しています>
写真について、なんて語れる立場ではないのですが、大きく分けて写真は「誰かのために撮る写真」と「自分のために撮る写真」に分かれるのかなと思います。仕事で写真を撮る機会も多いですが、普段は家族や愛犬・愛猫の写真ばかり撮っているのがほとんど。そこを突き詰めて考えると、私の写真は「自分のために撮る写真」であり、私の人生を撮っているようなものなのかなとも思えます。
写真とカメラをちゃんとやり始めたのは20年くらい前。海外一人旅をしていく中で「ちゃんと写真を撮りたい」と思ったのがきっかけです。
そこから写真にのめり込んでいく訳ですが、これも「ここに行った」「こんな人に出会った」「ここが凄かった」など自分自身の記録を残したかったのかなと今になって思います。
日々の忙しさや、新しいことで次々に脳が上書きされ、その時の感動も感情も段々と忘れていくと思うのです。
だからその時を写真に残す。私にとっての写真はその意味が強いです。
嬉しい時も。
楽しい時も。
だけど、良いことばかり写真に残すのは私は違う気もするのです。
辛い時も。
悲しい時も。
人生の中で忘れてはいけないことが沢山ある。
人はすぐ忘れますから。だから忘れないように私は写真を撮るのだと思います。
何があっても、それが私。
それが私の人生。
人生もぼちぼち折り返し地点。
残り半分も、私は自分のために写真を撮っていきます。