いつもマップカメラスタッフブログ「The MapTimes」をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
6/1は「写真の日」ということで、6月中は連日特集ブログを掲載していこうと思います。ぜひお楽しみください。
昼食は弁当を持参している筆者。
時々掲載される食事ブログを見ては、毎日豪華な昼食を食べているスタッフを羨ましく思ったりします。
そんな対抗心からか最近よくやるようになったのが、休日の食べ歩き。
特に初夏から夏にかけては鯵が美味しい季節ということもあり、アジフライを求めて出掛けることが増えています。
まず最初に訪れたのは神奈川県の小田原漁港。
昔からの小田原のお土産といったら鯵の干物のイメージが強く、美味しい鯵が取れるのであれば、アジフライも美味しいはずと思い訪れました。
市場の2階にある食堂には長い行列。海鮮丼など魅力的なメニューが揃っていましたが、今回の目的はアジフライです。
周辺に複数ある定食屋さんからアジフライの推しが強そうなお店をセレクトしたら大当たり。サクサクの美味しいアジフライにありつけました。
後日調べてみると小田原漁港周辺にはアジフライの名店が多くあり、雑誌で特集されていた事も。結局数回通って4店舗ほど制覇しましたが、なるほど、行列が出来る訳です。昔懐かしい中濃ソースから、ちょっとお洒落なタルタルソースまでとバリエーションも豊富。まだしばらく小田原通いは続きそうです。
漁港は小田原駅の隣駅、早川駅側にあります。
少し足を伸ばせば小田原城や箱根、熱海へも近く、日帰り小旅行に最適です。
ただ残念なことに、私が訪れるとほぼ高確率で雨。梅雨時というのもありますが、せっかく小田原まで行くのですから間近で富士山を拝みたいものです。
いきなり神奈川遠征となりましたが、調べてみると私が住む千葉にも名店がありました。続いて訪れたのは内房線の浜金谷駅。
東京湾浦賀水道付近は餌が豊富ということで、本来回遊するはずの鯵が根付いているそうです。根付きの鯵は、脂のりが良く金色に輝いていることから黄金鯵とも呼ばれるそうです。
そして浜金谷には必ずと言っていいほど行列ができる2大有名店が。両店共並ぶ価値ありのおいしいアジフライを提供してくれます。
また驚くのはその鯵が大きいこと。テーブルに運ばれてきた大きなフライを見て「本当に鯵?鯖じゃないの??」と疑ったほどです。
浜金谷での食後の楽しみは2つ。
1つ目は東京湾フェリーによるクルージング。
久里浜港へ向かうフェリーからは、東京湾を航行する船や海鳥達をゆっくり眺めることがきます。
今の時期は海風も気持ちよく、満腹による睡魔と戦いながらのんびりとした時間が過ごせます。
もう一つは、近くのロープウェー乗場から鋸山へ。
東京湾の景色が一望できるほか、山頂にある日本寺内では、昔の石切場を活かした大きな仏像等が楽しめます。
ただし坂道がかなり厳しいので準備はしっかり行い、機材も小型なものがおすすめです。
続いては都心の有名店。
京橋にあるお店は大根おろしと山葵で食すことでも有名ですが、私のお気に入りはフライと一緒に出てくる骨煎餅。
ここで一度味を覚えてしまったがため、家でアジフライを作るときも必ず骨煎餅を添えるようになりました。
お店のように上手には出来ませんが、二度揚げすることでよりパリパリになるというところまではつかめてきました。
高層ビルが並ぶ、京橋・日本橋界隈ですが、6月半ばに行われる山王祭に合わせて訪れると様々なお神輿が目を楽しませてくれます。
と有名店ばかり紹介しましたが、最後は私の身近にあるお気に入り店を。
そこは私の地元、千葉県船橋市の市場にあります。
船橋と聞くと東京湾三番瀬で取れる貝や海苔のイメージが強いですが、漁港にある市場ではなく船橋駅の北側にある「船橋市地方卸売市場」です。
関係者でもない人間が市場に入るには敷居が高い気もしますが、最近は市場を通さない大型スーパー等の影響で、市場での取引量が減っており、逆に一般客も歓迎という場所も増えてきました。
勇気を振り絞って中に入ると、昭和感漂う空間が第二次ベビーブーム世代の私を優しく受け入れてくれました。
もちろん食のプロが集まる市場の食堂ですから美味しさは折り紙付き。魚自体は小ぶりのサイズでしたが、私の母親と同世代位のお母さんが1枚1枚丁寧にフライを揚げてくれ、その油加減が絶妙でした。
市場に隣接する団地がまた懐かしさを演出してくれます。
建物の傷が少々気になりますが、給水塔など見るとタイムスリップした気分になれました。
普段は撮影地を探しに出掛け食事処を探すのに苦労する筆者ですが、目的を逆にし食事目的で出掛けても意外と見どころや被写体の多いことに気付かされました。
まだ食べたいものがたくさんあるだけに、次のお出掛けが楽しみで仕方ありません。
ライカを使い始めて唯一の難点がテーブルフォトに向かない事。
実は今回も裏では料理の写真に何回か挑戦したのですが、席に座った状態での撮影ではピントも合わせられず、挙句の果てに美味しそうにも撮れずで掲載を諦めました。
他のスタッフのブログを参考にすると、ヒントはコンパクトデジタルカメラにありそうです。
ライカのコンパクトデジタルカメラ? いやいや、それは恐ろしい。
「写真の日」から始まる6月はまさに写真月間。今後もスタッフが大切な写真と思いを綴ります。
どうぞ、お楽しみに。