いつもマップカメラスタッフブログ「The MapTimes」をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
6/1は「写真の日」ということで、6月中は連日特集ブログを掲載していこうと思います。ぜひお楽しみください。
カメラは写真を撮る道具。
筆者も最初は撮りたい被写体があって、写真を始めました。
しかし、カメラ屋に永く勤めていると新製品の機能や使い勝手ばかりに目が向くようになりいつの間にか、カメラを使うために写真を撮るというあべこべなスタイルになってしまいました。
そんな中で、圧倒的に増えた被写体が花です。
身近な場所でもすぐ見つかる上、見栄えも良く季節によっていろんな種類が楽しめるからです。
先月末辺りから自宅マンションの片隅にトケイソウが咲き始めました。
3つに分かれた雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見えるからその名がついたと言われています。
しかも夜になると花が閉じて、翌朝また咲くという目覚まし時計のような面白い動きを見せてくれます。
初めこそ手軽な被写体として撮り始めた花でしたが、名所と呼ばれる場所を知るようになると訪れる楽しさもあり、目的意識を持って撮るようになりました。
6月の花といえば紫陽花。
この日は良い天気に恵まれましが、紫陽花に限っては水気がある方が綺麗に見えます。運良く噴水脇に咲く花を見つけたので水の吹き出しと一緒に収めてみました。
一口に紫陽花と言っても色や花の形など様々ですが、撮りためた写真を振り返ってみると、青系の花が多いことに気づきました。どうやら青好きのようです。
通勤途中に通る江戸川区・葛飾区には、花菖蒲の名所がいくつかあり、今の時期はよく訪れます。
水辺に咲くため距離が稼げる中望遠マクロレンズを使うことが多いのですが、レンズに縛られると毎回同じような構図になってしまうのが悩みの種です。
フラッグシップ機にもついにチルト液晶を搭載。せっかくなので地面スレスレから狙ってみると、薄い花びらの質感をしっかり捉えることができました。
さて、6月の花を見ていたら青や紫の花ばかりになってしまったので、1ヶ月ほど時期を遡って明るい色の花を載せさせていただきます。
5月は春薔薇が目を楽しませてくれました。
春(5月頃)と秋(10月頃)の年2回見頃を迎える薔薇ですが、春は花が大きく鮮やか、秋は色が濃く香りが強いと言われています。
写真に香りは写りませんから、撮るなら春ということになるのでしょうか。
ゴールデンウィーク前後はチューリップが見頃でした。
私が住む千葉県には、チューリップの栽培に力を入れている公園が複数あり、毎年この時期は忙しく県内を周ります。
広い花壇に植えられた沢山の花を全体で見るのも綺麗ですが、近づいて1本1本見ていくとツートンカラーになっている花を見つけることも。
四葉のクローバーではないですが、珍しい花だけに少し幸せな気分になれました。
全くの専門外でしたが、撮り始めると結構楽しいものです。
さて次は何処に何の花を行きましょう…。
「写真の日」から始まる6月はまさに写真月間。今後もスタッフが大切な写真と思いを綴ります。
どうぞ、お楽しみに。