【写真を楽しむ6月】花と器のハーモニー
HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X1D-50c+XCD 90mm F3.2
皆さんこんにちは。
関東では梅雨入りが発表され、ここ新宿も連日雨や曇り空が続いています。
なかなか写真を撮りに行く気が起きなくなる時期ではありますが、
重い気持ちを吹き飛ばすように普段は行かない所に赴いてみるのもひとつ良いのではないでしょうか。
今回は横浜にある山手西洋館巡りへ向かいます。
この山手西洋館、通年で季節毎に装飾が変わる催し物を開いており
インテリアや洋館の内装などの撮影を楽しむことが出来ます。
HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X1D-50c+XCD 90mm F3.2
6月の初週には年に1度の「花と器のハーモニー」という企画展を行っており
花々に彩られたインテリアや食器で装飾された洋館を楽しめるのですが
この撮影のお共に今回はHASSELBLADのX1D-50cを使っています。
HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X1D-50c+XCD 45mm F3.5
どちらかというとプロの現場、スタジオユースなどの印象が強いカメラだったため
RAW現像ありきのシステムなのだろうなあと思っていたのですが、実は今回全てJPEG撮って出しでお送りしています。良い色です。
HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X1D-50c+XCD 90mm F3.2
ローライトなシーンではAWBの精度もあってか少し緑っぽく転ぶこともあったのですが
程々に光が回っている環境下であれば、実に良い色を出してくれます。
ニュートラルなのにリッチに感じる色遣いはX1Dならではの色表現かなと。これだけで欲しくなってしまいます。
HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X1D-50c+XCD 90mm F3.2
そして思っていた以上にハンドリングがしやすいという点も驚きでした。
フォーカルプレーンシャッターを排除した事で小型軽量に納まったボディは取り回しが良く
レンズを装着した状態で常に片手持ちで歩き回れる重量です。
HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X1D-50c+XCD 90mm F3.2
この写真サイズだとなかなか感じづらい部分ではあると思うのですが、さすがは中判フォーマット。
フルサイズ機以上にギュッと凝縮された情報から生み出される、キレのある描写は写真なのに手に取って質感を確かめられそうなほどの立体感があります。
HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X1D-50c+XCD 90mm F3.2
階調表現にしても嫌味がなく、ニュートラルな印象を受けます。
特に中間階調からシャドウに沈んでいくトーンの移り変わりがとても美しい。
そしてそのトーンを感じ取りながら撮影に集中出来るEVFも高いクオリティを持っています。
特に何も感じる事なく撮影出来てしまうので、裏を返せばそれだけ見えが良く違和感が少ないという事です。
HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X1D-50c+XCD 90mm F3.2
撮影を始める前は、ハッセルだ中判デジタルだと身構えていたのですが
いざ使い始めてみると操作系なども直感的でシンプルに使えつつ
1日撮り終える頃には手に馴染んでいたのが印象的です。
欲しいなあ…もうすぐボーナス。48回金利手数料無料…悩ましいところです。
今回使用した機材はコチラ
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