【動画撮影】日常を残すスナップムービー
マップカメラの30周年創業祭も中盤に差し掛かります。花火に、お祭りとイベント目白押しの夏本番を迎えています。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。
筆者の「夢中」は動画制作です。
一年ほど前から出かけ先の記録を動画に残し始めてから夢中になりました。
今回はLeica SL3とLeica R80mm F1.4、Leica R21-35mm F3.5-4を使用して渋谷駅周辺を撮影してきました。
まずはその動画をご覧ください。
今回の撮影で使用したレンズはいわゆる「オールドレンズ」にあたるレンズです。
今日では非常に優秀なオートフォーカスを使えるレンズが多く発売されており、ピント合わせに苦労せずに撮影ができます。
そんな中、筆者はオールドレンズを使用して撮影することがよくあります。
その大きな理由は以下の2点です
・印象的なフレアが出ること
・フォーカスに撮影者の意図を反映させやすいこと
ではその特徴が出ているシーンを見ていきましょう。
一つ目の理由にあげたフレアはオールドレンズに多くみられる特徴の1つ。
光がレンズ内で乱反射することで生み出される現象で、光がまるで姿を表したかのような印象になります。
映画などでもよく用いられる表現方法の一つです。
2つ目の理由であげたフォーカスについて、基本的に筆者は手持ちや三脚を用いた撮影ではマニュアルフォーカスでピント合わせを行います。
マニュアルフォーカスを使う理由は「撮影者の意図を反映させやすい」ということです。
オートフォーカスを使用する場合、撮影者の意図をピントに反映しにくいという大きなデメリットがあります。
というのも、オートフォーカスは基本的にカメラがメインの被写体だと認識したものにピントを合わせるようになっているからです。
基本的にどのレンズでもマニュアルフォーカスで撮影出来るのですが、オールドレンズの様にマニュアルフォーカスが前提で作られたレンズの方が操作がしやすいです。
例えばこちらのシーンでは道行く人々の影を被写体としている場合、基本的には陰にピントが合っているのですが、撮影者と影の間に人が通るとそちらを被写体と勘違いしてピントを持っていかれてしまうのです。
そのためマニュアルフォーカスで撮影した方が自分の思った通りにピントを合わせることができますので、是非撮影の際はマニュアルフォーカスを使ってみてください。
最近は広角レンズを用いた撮影にも夢中になっています。
というのも、基本的に三脚を用いず手持ち撮影をしており手ブレに注意しなくてはならないため、標準や望遠の画角よりも手ブレが目立たない広角の方が使いやすいためです。
また構造物などは近くによってダイナミックな表現ができるのがお気に入りポイントです。
皆様も是非日常を写真だけでなく動画でも残してみて下さい。
スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。